恐ろしい“湯婆婆”とは正反対!?夏木マリが優しいおばあちゃんに!

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恐ろしい“湯婆婆”とは正反対!?夏木マリが優しいおばあちゃんに!

記録的なヒットを飛ばして社会現象化した『アナと雪の女王』(14)、先日の第89回アカデミー賞で長編アニメーション賞に輝いた『ズートピア』(16)など、近年も数々の話題作を生み出しているディズニー。この度、日本公開が迫っている最新作『モアナと伝説の海』(3月10日公開)から、新たな本編映像が公開された。

夏木マリが湯婆婆とは正反対の優しいおばあちゃんタラを演じる
夏木マリが湯婆婆とは正反対の優しいおばあちゃんタラを演じる[c]2017 Disney. All Rights Reserved.

映像は、海に出ることを禁じられた主人公のモアナが、葛藤を抱えながらも島に残ることを決断し、そのことをおばあちゃんのタラに打ち明けるシーン。その決断はモアナの本心でないと理解しているタラが、モアナに教えを説こうとする重要な場面だ。

映像を見ればすぐに気づくかもしれないが、タラの声を務めているのは『千と千尋の神隠し』(01)で恐ろしい魔女・湯婆婆の声優を務めた夏木マリだ。『千と千尋の神隠し』では、超厳しい言葉遣いと迫真の演技で観客にインパクトを与えたが、今回は湯婆婆とは正反対ともいえる優しいおばあちゃんを好演している。

例えば、「モアナ、お前は海に選ばれた。行け。愛する者たちを救うのだ」とモアナの背中を押したり、モアナが村に残ると決めた時は「お前はそうしたいんだろ?」とモアナの意志を尊重した言葉をかけるなど、悟ったように優しく語りかける口調が印象的だ。

【写真を見る】少女と祖母との絆を描くのはディズニー作品でも珍しい!?
【写真を見る】少女と祖母との絆を描くのはディズニー作品でも珍しい!?[c]2017 Disney. All Rights Reserved.

これまで、プリンセスやヒロインを描くディズニー作品では、少女と祖母との絆を描いたものは少なかった。その意味でも、本作におけるタラの役割は重要。鑑賞の際は、夏木がどんな演技をしているのかも含めて、ぜひ注目してほしい!【Movie Walker】

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