ヘンリー王子夫妻、メーガン妃の母親と車で外出も無表情
3月7日にオンエアされたオプラ・ウィンフリーの独占インタビューのティザー予告が流れた当日、ヘンリー王子夫妻が、メーガン妃の母親のドリアを乗せて、自宅付近を車で走行する様子をパパラッチされた。
「Daily Mail」に掲載された写真を見てみると、英国時代にヘンリー王子が愛用していた黒いランドローバーの助手席に座っているのは、麦わら帽子をかぶって黒いサングラスをかけているメーガン妃。その後ろにはシルエットだけだが、ドリアの姿が見て取れる。左ハンドルの車を運転しているのは同じく黒いサングラスをかけたヘンリー王子だが、2人とも無表情だ。
折しもヘンリー王子の祖父であるフィリップ王配が転院し、入院が長引いている最中とあって、あまり楽しそうにはできないだろうが、2人の憂鬱な顔つきの原因は別にもありそう。
メーガン妃は、まるで何かのイベントにぶつけるようなタイミングで物議を醸す発表をすることが多いが、図らずも昨年4月、コロナに感染したボリス・ジョンソン首相が集中治療室に運ばれたことがわかった日に、予定通りに非営利組織アーチウェルの名称や由来がメディアで発表され、ひんしゅくを買った。
今回も様々なメディアが、「フィリップ王配の一大事。英王室のメンバーが結束して王配の身を案じている時に、ハリウッドで被害者のごとく英王室の暴露話をオンエアするのは不適切」と報じており、莫大な資金を投じて2時間にわたるインタビューをオンエアした米CBSと、翌日にオンエアした英ITVに対して、ファンらからも延期を訴える声があがっていたという。
そうしたオンエア延期のプレッシャーに加えて、名誉称号やパトロンの役職を返上することになったのも、2人にとっては大きな誤算。「The Independent」などによれば、「オプラを通じて今回の2時間スペシャルを制作したことで、ヘンリー王子夫妻はキャリアの展望が開けた」そうだが、あくまで称号やパトロンという英王室ブランドを背負って立つことが前提だったはず。憂鬱顔の原因は様々な誤算から生じたものかもしれないが、今後の動向が注目されている。
文/JUNKO