髭もじゃブラピのイエローカーペット登場にファン絶叫!
ブラッド・ピット主演、鬼才クエンティン・タランティーノ監督作『イングロリアス・バスターズ』(11月20日公開)のジャパンプレミアが11月4日に開催。ブラピ、タランティーノ監督、ヒロインのメラニー・ロラン、ジュリー・ドレフュスらがイエローカーペットを闊歩(かっぽ)した。
ブラピは『ベンジャミン・バトン』(08)に続いて今年2度目の来日、タランティーノ監督は『デス・プルーフ in グラインドハウス』(07)以来2年ぶりの来日となった。
国際フォーラムに敷かれた鮮やかなイエローカーペットの周りには、ファンがずらり携帯片手にスタンバイ。ゲストが登場すると、歓声を上げながら撮影開始!
ブラピは今回、髭もじゃフェイスにニット帽、皮ジャンというワイルドバージョン。いざ登場すると、沿道の歓声は「ブラッドォ〜!」「ブラピィ〜〜!!」と“絶叫”に変わっていく。ファンたちは髪を振り乱して写メールを撮ったり、大きく手を振ってサインを求めたりと、すさまじいフィーバーぶり。そんな中、ブラピは気前よくファンサービスをしていく。
バイクの転倒事故で一時はファンを青ざめさせたブラピだが、来日時はいつもの元気な笑顔を見せてくれた。事故については「ケガはしなかったけど、自尊心が傷ついたよ。パパラッチから逃げようとしたのに、逆にいいネタを提供するハメになってしまった(笑)」と、自らネタにしていたっけ。ちなみに今回「こっそりと日本のバイクメーカーを訪ねたい」とのこと。
『イングロリアス・バスターズ』は、第二次大戦中のフランスを舞台に、連合軍のならず者たちの活躍を描く戦争アクション映画だ。タランティーノ監督が脚本を書き始めたのは10年前とか。「戦争映画を作りたいというところから端を発した映画。どうせ作るのなら、自分ならではの戦争映画を撮りたいと思ったんだ。野郎どもが使命をもって何かをする、そんなタイプの映画が好きだから」。
完成した映画は、まさに“タランティーノ印”のパワフルで破天荒な戦争映画になっていた。すでに全米では興行成績初登場ナンバー1に輝き、『キル・ビル』シリーズや『パルプ・フィクション』(94)を超え、タランティーノ監督作としては過去最大の大ヒット作となった。こりゃ、日本でもメガヒットさせないと! 11月20日(金)が初日なのでお忘れなく。【Movie Walker/山崎伸子】