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まるで別人!? ブラピ最新作の影の司令官はあの“大物”スター

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まるで別人!? ブラピ最新作の影の司令官はあの“大物”スター

ブラッド・ピット主演×鬼才クエンティン・タランティーノ監督作『イングロリアス・バスターズ』(11月20日公開)で、意外な人物が貫禄たっぷりの将軍役で登場している。「打倒ナチス!」を目指すイギリス軍のトップ、フェネシュ将軍役を演じているのは、あの『オースティン・パワーズ』シリーズのマイク・マイヤーズだ!

本作は第ニ次世界大戦中のフランスを舞台に、ブラピ扮するアルド・レイン中尉らアメリカ軍特殊部隊“名誉なき野郎ども(イングロリアス・バスターズ)”の活躍を描く痛快戦争アクション映画。マイヤーズ演じるフェネシュ将軍が、ヒトラーごとナチスを一掃する“映画館作戦”を思いつき、バスターズがそれを実行するという設定なのだ。

マイヤーズといえば、おバカでHでハッチャけた演技の印象が強いが、本作ではコミカルなキャラクターを封印し、将軍としての重厚な存在感を見せている。

製作総指揮のエリカ・スタインバーグによると、マイヤーズは第ニ次世界大戦のミリタリーオタクで、本作への出演を熱望したとか。「クエンティンとは、フェネシュというキャラクターについて意見が合ったみたい。マイクがこっちに来た時は、髪型からメーキャップ、果ては特殊メイクまで考えていて、セットで見た時は誰だか全然分からなかったわ」とも言っていた。

確かに劇中では「え? これが本当にマイク・マイヤーズ!?」と疑いたくなるような老けた風ぼうで登場する。頭は少しハゲかかっていて、いかにも“影の司令官”的な厳かな雰囲気を醸し出しているのだ。

『オースティン・パワーズ』シリーズでは、トム・クルーズなどの大物スターのカメオ出演で観客を常に驚かせてきたマイヤーズだが、『イングロリアス・バスターズ』の彼もちょっとしたサプライズだ。出演シーンはわずかなので、見落とさないようご注意! 【Movie Walker/山崎伸子】

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