キャサリン妃、女王と同じピンク2連発は春らしさに加え…別の意味も?
テレビ番組で英王室に人種差別的な扱いを受けたと訴えたヘンリー王子夫妻。メーガン妃は、キャサリン妃との一件について「泣かされた」と告白した。衝撃のインタビューの翌日の国際女性デーに、事前に録画された動画がケンジントン宮殿の公式Instagramでお披露目されたが、この日のキャサリン妃は、サイドを後ろでまとめたスッキリヘアに、ボーデンのピンクのボウタイブラウスとミッソマのイヤリングという春らしい装いで、女性最年少の21歳で大西洋単独横断に成功した、ジャスミン・ハリソンとビデオコールを行い、お祝いの言葉を贈った。
またヘンリー王子夫妻のインタビュー後初となるウィリアム王子との公務で、ロックダウン下で3月8日から学校が再開したことを受け、イーストロンドンの学校を訪問。教師や子どもたちと触れ合ったキャサリン妃の装いも、ポニーテールにボーデンの鮮やかなピンクのセーター、マックス・アンド・コーの鮮やかなピンクのコートとアマイア・キッズのピンク系の小花のマスク、ジグソーの黒いパンツに黒いスウェードパンプスで、こちらも春らしさを演出したものだった。
これについて「Daily Mail」に心理学者が語ったところによれば、「春を告げるピンクは、愛や優しさを運んでくれる色。楽しく快適な気持ちにさせてくれる色でもあり、怒りの感情を隠して包み込む効果もある」のだそうだ。確かに学校訪問はヘンリー王子夫妻のインタビューの後だが、アスリートとのビデオコールはインタビュー前で、内容は聞いていなかったものの、暴露話と聞けば、ある程度は話す内容の察しがついたに違いない。
しかし、「The Telegraph」や鋭いロイヤルウォッチャーは、コモンウェルス・デーでもエリザベス女王と同じブルーの衣装を選んだキャサリン妃の“覚悟”を指摘している。バッキンガム宮殿の公式Instagramを見てみると、エリザベス女王も、2月25日と3月1日に濃淡のピンクを2連発で着用。当時入院中の夫フィリップ王配への配慮とリスペクトと言われていたが、「エリザベス女王の胸中も穏やかではなかったはず。ヘンリー王子夫妻のインタビューがオンエアされる前の、怒りを通り越した悲しみの気持ちを打ち消すものだったのかもしれないが、キャサリン妃はここでもエリザベス女王と衣装でシンクロし、英王室への忠誠を誓っているのではないか」という指摘もあるようだ。理由はなんであれ、今回もキャサリン妃効果を発揮するとともに、キャサリン妃への激励の言葉も多数寄せられている。
文/JUNKO