ディーン・フジオカ&岩田剛典の名バディ再び!人気ドラマ「シャーロック」映画化決定
ディーン・フジオカと岩田剛典が唯一無二のバディとして東京の様々な街で起こる11の事件を解決する人気ドラマ「シャーロック」。同番組が『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』のタイトルで映画化されることが明らかとなった。
テレビドラマではアーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とし、舞台を現代の日本に置き換え、ディーン演じる犯罪捜査コンサルタントの誉獅子雄(ほまれししお)と、岩田剛典演じる元精神科医の若宮潤一の絆と青春の記録を描き、作り込んだストーリーと魅力的なキャラクター造形、テンポの良い演出とエンタテインメント性に飛んだ作品としてたちまち話題に。シリーズに引き続き放送の特別編では、最終話で死亡したと思われた獅子雄が3年ぶりに若宮のもとへ戻るところで幕を閉じた。
映画では再会後、再びバディとして事件を受け始めた最初の事件を描く。“シャーロキアン”と呼ばれるシャーロック・ホームズ研究家やホームズファンたちの間でも、「シャーロック・ホームズ」シリーズ史上最高傑作と呼び声の高い傑作長編「バスカヴィル家の犬」の物語がモチーフに起用。イングランド郊外の魔犬の伝説を基にした事件が描かれるホラー調の傑作ミステリーを、日本に舞台を翻案する本作。テレビドラマから映画へ、まるで解き放たれた狂犬かのように、スクリーンで大暴れする獅子雄と若宮の二人に期待したい。
主演のディーンは「原作『シャーロック・ホームズ』シリーズの中でも最大の難事件と言われる『バスカヴィル家の犬』がテーマということで、映画としても魅力あるものになるのは間違いないと確信しています」と自信を見せる。岩田は「映画での若宮は、泣いたり笑ったり照れたり走り回ったり叫んだりと色々あってテンコ盛り(笑)」と見どころを語っている。監督はテレビシリーズの演出を手掛け、『容疑者Xの献身』(08)、『真夏の方程式』(13)でメガホンをとった西谷弘が務める。
映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』は2022年全国東宝系にて公開を予定。ドラマシリーズのスタイリッシュさに加え、映画ならではの見応えある骨太で重厚感のある作品に期待大。日本映画の歴史に、新たな本格的心理スリラー映画が誕生する瞬間を見届けたい。