ヘンリー王子夫妻のインタビュー後、英王室で唯一人気が落ちたメンバーは!?
米テレビ番組のオプラ・ウィンフリーのインタビューで、ヘンリー王子夫妻から飛び出した様々な衝撃発言。息子のアーチーの肌の色を気にされたなど、英王室の人種差別的発言についてや、ヘンリー王子がチャールズ皇太子やウィリアム王子との確執を、メーガン妃が謝罪は受けたもののキャサリン妃に泣かされたことなどを暴露したことに対し、12日に新たに英国で行われた世論調査の結果が明らかになった。
王室を離脱したうえに、今回のインタビューで英王室の恥部を暴露したことで、ヘンリー王子夫妻の人気はこれまでにないほど下落したのは想像に難くないが、「YouGov」によれば、1664人のうち45%はヘンリー王子に肯定的だが、否定的な意見が48%と上回った。メーガン妃については、肯定的なのは10人に3人の割合で、58%の人々が否定的だった。
またヘンリー王子夫妻以外に、英王室で唯一人気を落としたのはチャールズ皇太子で、肯定的が49%という結果に。否定的の42%より多いものの、ヘンリー王子が「自分の電話を取ってくれなくなった」などと発言したことで、人種差別的発言をしたのはチャールズ皇太子ではないかと疑われたことが、人気が落ちた原因のようだ。
ヘンリー王子夫妻に対して、18歳から24歳は肯定的、65歳以上は否定的と世代間の差が浮き彫りになったものの、エリザべス女王については、80%近い人々が好意的な感情を抱いており、またウィリアム王子とキャサリン妃については、4分の3の人々が肯定的な意見を寄せている。
1000年にわたって受け継がれている英王室制度について、63%の人々が「続けるべき」と答えているが、25%の人々は「元首を選挙で決めたい」と考えているようだ。特に18歳から24歳の若者においては「今のままでいい」の37%を上回り、42%の人々が「選挙による君主の選出」を求めているようだ。
文/JUNKO