『ウォーキング・デッド』のマギー役ローレン・コーハンについて あなたが知らないかもしれない7つのこと
3月から放送が始まった『ウォーキング・デッド(TWD)』シーズン10の追加エピソード。その初回エピソードの中心人物は、久々にシリーズに復帰したマギー。どんどん強くなっていったマギーは、やっぱり今もカッコイイ!彼女を演じているローレン・コーハンの素顔をチェックしてみよう。
その1:バットマンの母親を演じている
コーハンはアメコミ映画にも出演経験アリ。その映画はザック・スナイダー監督の『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(16)。後にバットマンになる幼いブルース・ウェイン少年の目の前で両親が殺されるシーンで、ブルースの母親マーサを演じている。この映画では、マーサはドラマの重要な要素。この死のシーンも、スナイダー監督ならではの映像美で描かれる。
その2:映画デビュー作は、故ヒース・レジャー主演作
もうひとつ、ローレンにはバットマンつながりかも?なエピソードが。彼女の映画デビュー作は、18世紀イタリアの伝説的なプレイボーイを描く『カサノバ』(05)。この映画でカサノバを演じたヒース・レジャーは、後にクリストファー・ノーラン監督がバットマンを描いた『ダークナイト』(08)のジョーカー役でアカデミー賞助演男優賞を受賞した。
その3:母はスコットランド出身、10代は英国で生活
ローレンは米ニュージャージー州生まれで父はアメリカ人だが、母はスコットランド出身の英国人。ローレンが13歳の時に一家は英国サリー州に移住し、彼女はハンプシャー州のウィンチェスター・カレッジを卒業するまで英国で暮らした。23歳で仕事のためにロサンゼルスに引っ越したが、今も英国アクセントで話すのは得意だそう。
その4:空想上の存在との共演がお気に入り?
ローレンがゾンビのような空想上の存在と共演するのは『TWD』が初めてではない。彼女は『TWD』に2010年のシーズン2から参加したが、その前にも、超常現象続々の『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』シーズン3(07-08)に、泥棒のベラ役で計6話出演。また、若き吸血鬼たちを描く『ヴァンパイア・ダイアリーズ』シーズン2(10-11)でも、ヴァンパイアのローズ役を計6話演じている。
その5:ベテラン俳優ジェフ・ブリッジスの大ファン
雑誌「Maxim」の取材で夢中になったセレブがいるか聞かれたローハンは「ジェフ・ブリッジス!」と即答。ただし「でもロマンスの対象としてじゃない。俳優として大好き。彼の声が好きで、微笑みも好き」と語っている。
ブリッジスは本年72歳になるベテラン俳優。この頃では『キングスマン:ゴールデン・サークル』(17)のキングスマンのアメリカ版組織、ステイツマンのリーダー役でおなじみ。映画賞受賞歴も多く、『クレイジー・ハート』(09)でアカデミー賞主演男優賞を受賞。同助演男優賞には『ラスト・ショー』(71)から『最後の追跡』(16)まで5回ノミネートされている。
その6:犬が大好き!
ローレンは犬が大好き。かつて『TWD』の撮影現場にも愛犬を連れて行ったが、撮影のための爆発音に驚いて走り回ったので、それから連れて行くのはやめたそう。彼女の犬は、ときどき彼女のTwitterに登場している。
その7:ホラー映画は苦手
ホラー映画『ザ・ボーイ~人形少年の館~』(16)に出演しているのに、実は怖い映画が苦手。雑誌「コスモポリタン」のインタビューで「怖いものはなんでも苦手で、ホラー映画は見られない。私は怖い場面になると手を振り回してしまうから、隣に座ってる人の鼻を折ってしまうかも」とジョークっぽく発言。だから、『TWD』も出演することになるまでは見ていなかったと告白している。ちょっと意外な感じ!?
文/平沢薫