品川ヒロシ監督作『リスタート』も上映!第13回沖縄国際映画祭ラインナップ&プレイベント続報
4月17日(土)、18日(日)の2日間で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第13回沖縄国際映画祭」。コロナ禍の状況を鑑み、オンラインも活用して実施される本イベントの上映作品について続報が到着した。
公開を控える新作を中心に紹介する「特別招待」部門では、映画監督として『ドロップ』(08)、『漫才ギャング』(11)など数々の話題作を送りだしてきた品川庄司の品川ヒロシの青春ストーリー『リスタート』(19)と、『沖縄を変えた男』(16)、『ココロ、オドル』(19)など地元沖縄を題材に作品を作り続ける岸本司監督最新作『夢の残像』(21)の上映が決定。品川監督は『リスタート』で初の女性が主人公の物語を描いている。
また、「自分たちが住む街の魅力を全国に発信し、地域を活性化させたい」という地元への熱い想いを、映画を通じて実現するプロジェクト「地域発信型映画」部門では、沖縄県うるま市を舞台に、闘牛のアピールに奮闘する主人公と削蹄師を目指す青年の心の成長を描いた『闘牛女子。』(21)の上映が決定。関連イベントについては順次発表予定となっている。
さらに、ガレッジセールの2人が案内役となり、品川監督と沖縄県内を巡りロケハンをする事で今後、沖縄県内で映画撮影を行ってもらう事を目的としたYoutube番組「ガレッジセールと品川ヒロシの沖縄ロケハン旅」や過去の沖縄国際映画祭で上映された沖縄県地域発信型映画作品を順次公開する「映画祭まで待てない!沖縄映画の過去上映作品を自宅で楽しもう!Youtube上映会」などのプレイベントも実施中。
「特別招待」部門で最新作『夢の残像』の上映が決定した岸本監督の短編映画『こころ、おどる』(15)や『スイーツライフ』(15)も公開されている。
豊富なラインナップはもちろん、新しい形の映画祭を模索し、オンラインを併用し開催される「島ぜんぶでおーきな祭」の発信スタイルにも注目したい。
文/タナカシノブ