生見愛瑠が語る「変わらない憧れ」。“めるる”が「プリキュア」出演で叶えた夢
大人気アニメ「プリキュア」シリーズの映画最新作『映画ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』が、いよいよ公開となった。女の子のキラキラした夢が溢れる本作で、自身も念願の声優という“夢”を叶えたのが、いまやテレビで彼女を見ない日がないというほど多方面で引っ張りだこの“めるる”こと生見愛瑠。自身も子どもの頃に夢中になって見ていたという「プリキュア」初参加の喜びとシリーズへの愛を、幼少期の大切な想い出とともに語ってもらった。
シリーズ誕生から17年、日本を代表する女児向けアニメーションとしてたくさんの大切な想いを伝え続けてきた「プリキュア」シリーズ。映画最新作は、今年2月21日にテレビシリーズ最終回を迎えた地球をお手当てする“癒やしのプリキュア”「ヒーリングっど・プリキュア」(以下、「ヒープリ」)の全員がそろう初の映画となり、高い人気を誇るシリーズ第4弾の「Yes!プリキュア5」、第5弾の「Yes!プリキュア5GoGo!」が登場することでも話題を集めている。
さらに先月放送がスタートしたばかりの新シリーズ「トロピカル~ジュ!プリキュア」が登場する『映画トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ・ダンスパーティ!』も短編で同時上映される。
物語では、心のなかに思い描いた“夢”を映しだす“ゆめアール”体験が大流行中の東京を舞台に、不思議な力を持つ少女“ゆめアールプリンセス・カグヤ”と「ヒープリ」の花寺のどか/キュアグレースたちが出会い、その夢を狙う謎の敵が現れる…。
プリキュアが大活躍する本作で、生見は本人役のモデルとして登場。出演の話を聞いた時は、驚きのあまり思わず「本当に!?」とマネージャーに聞き返してしまったという生見だが「昔から見ていたので、その作品に出られるというのは本当にありがたいですし、ものすごくうれしかったです!」と笑顔を弾けさせる。もともとアニメが大好きという生見は、念願かなっての声優デビューが思い入れのある「プリキュア」となったことで、感激もひとしおのよう。
劇中では渋谷のスクランブル交差点に、日本を代表する最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」のステージが登場し、アニメのキャラクターとなった生見たちがショーを盛り上げる。モデルとしても抜群の人気を誇る生見自身、「声優は初めてだったので探り探りでしたが、TGCはこの間出演させていただいたばかりなので、リアルな実感があってとっても楽しかったです。自分の役ということで、普段通りリラックスしてできました」とアフレコ直後に行われた本取材で、安堵の表情を見せた。
「子どものころ、『わたしのなかで一番カワイくなれる服は、キュアブラックの衣装なの』って言い張っていました」
そんな生見が幼少期に見ていたのが、今回「ヒープリ」メンバーと一緒に大活躍する「Yes!プリキュア5」と「ふたりはプリキュア」。「Yes!プリキュア5」は13年前に放送された人気シリーズだが、当時幼稚園生だった生見は「もうめちゃくちゃハマっていました!大きい岩の上からジャンプしたり変身ポーズをしたりと“プリキュアごっこ”もしていましたし、クリスマスにはサンタさんにオモチャや変身グッズを必ず頼んでいました(笑)」と懐かしむ。強く優しく可愛いプリキュアは女児たちの永遠の憧れだが、生見も「プリキュアのように可愛くなりたいといつも思っていたので、お母さんのメイク道具を勝手に使ったりしていましたね(笑)」と微笑ましいエピソードも。
なかでも“推し”は「ふたりはプリキュア」のキュアブラックだったといい、「強くて可愛いですし、衣装もクリスマスにサンタさんからもらってずーっと着ていました…!お祭りでもみんなが浴衣を着たいと言うなかで、『わたしのなかで一番カワイくなれる服は、キュアブラックの衣装なの』って言い張って、お面も買ってもらってなりきっていましたね(笑)」と夢中になっていた様子。