エリザベス女王の孫娘ザラ、自宅で第3子を出産!名前はフィリップ王配に敬意
フィリップ王配の入院に、ヘンリー王子夫妻の暴露インタビュー、そしてコロナ禍でエリザベス女王の誕生日を祝して、毎年恒例で行われる6月の「トゥルーピング・ザ・カラー」が規模縮小に追い込まれるなど、暗いニュースが続く英王室。そんななか、エリザベス女王の第2子で、チャールズ皇太子の妹アン王女の長女ザラ・ティンダルが、第3子となる男の子を出産したことがわかった。
ザラは、2012年のロンドンオリンピックの馬術競技団体に出場し、銀メダルを獲得したアスリートでもある。ザラの夫でイングランドの元ラグビー選手マイク・ティンダルが、昨年12月に妊娠を明らかにしたラグビーのポッドキャスト「The Good, The Bad, and The Rugby」で出産も報告。「21日の日曜日はいい日だった。男の子が生まれたのですがあまりに早い出産で、病院に行く時間がなくて。自宅のバスルームの床で誕生しました」と驚きのエピソードを明かした。
2人の広報によれば、ザラは午後6時に、8ポンド4オンス(約3740グラム)の男の子を出産。妊娠が明らかになった際には名前について、「コロナ禍で(Covid19にかけて)コヴィ(Covi)とかコヴィナ(Covina)とか?」といったジョークを口にしていたが、実際には、エリザベス女王にとって10人目のひ孫、王位継承順位22位となる男の子は、フィリップ王配にちなんでルーカス・フィリップと名付けられた。
2人には、ミアとレイナという2人の女の子がおり、過去に2度の流産を経験している。今回の妊娠を明らかにした際に、マイクは「どちらでも嬉しいけれど、男の子ならなおさら嬉しい」と語っていた通り男の子の誕生となった。エリザベス女王とフィリップ王配も大変喜んでおり、ひ孫に会える日を楽しみにしているという。
エリザベス女王にとって初のひ孫となった、アン王女の長男ピーター・フィリップスの長女サバンナと次女のアイラ、ザラの長女のミアと次女のレイナとこの度誕生したルーカス、ヘンリー王子夫妻の長男アーチー、ユージェニー王女の息子オーガストには称号はない。一方で、王位継承第2位のウィリアム王子の子どもたち、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子には称号がある。ヘンリー王子夫妻は、オプラ・ウィンフリーのインタビューで、肌の色が原因のひとつでアーチーに称号が与えられなかったとして、不服であることを語っていた。
文/JUNKO