『ブラック・ウィドウ』は劇場公開同日配信へ!『フリー・ガイ』『ナイル殺人事件』も新公開日が明らかに
ウォルト・ディズニー・ジャパン配給作品の新公開日や公開変更が明らかになり、日本でも注目を集める『ブラック・ウィドウ』、『フリー・ガイ』、『ナイル殺人事件』など注目作の最新情報も発表された。
アメリカ本社が発表した2021年の映画作品ラインナップに関する公開スケジュールの延期、公開形態変更に伴い、幾度も公開日が延期されたスカーレット・ヨハンソン主演のマーベル映画最新作『ブラック・ウィドウ』は、新公開日が7月9日(金)に変更され、劇場公開と同時に、ディズニープラスの「プレミアアクセス」にて配信される。「プレミアムアクセス」視聴には、同動画配信サービスの基本契約料(月額770円)以外に追加料金が必要となる。
マーベル・シネマティク・ユニバースのフェーズ4第1作目の映画作品として、当初は2020年5月の公開が予定されていた本作。『アイアンマン2』(10)の初登場以来、計7作のマーベル映画で活躍してきた女性エージェント、ロマノフが、なぜアベンジャーズになったのか、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)で下した衝撃の決断の理由に迫る本作を待ち望むファンが多いだけに、今回の発表に「またか」「残念だが仕方ない」という声が相次いでいる。
ライアン・レイノルズ主演『フリー・ガイ』の公開日は、8月13日(金)に変更へ。平凡な銀行窓口係の男、ガイ(ライアン・レイノルズ)が、とあることがきっかけで、自分がゲームのモブキャラであることを知ってしまう物語が展開するアクションコメディ。こちらも『ブラック・ウィドウ』と同じく3度目の公開延期となり、再決定を受けてレイノルズがTwitterに投稿した皮肉まじりの告知動画も話題となっている。
2021年に公開予定のケネス・ブラナー主演作『ナイル殺人事件』も延期が決定し、新公開日は2022年2月11日(金・祝)となった。前作『オリエント急行事件』(17)に続き、ブラナーが監督、主演を務め、名探偵エルキュール・ポアロを再び演じるほか、アネット・ベニング、ガル・ガドットらが出演する期待作。
原作のアガサ・クリスティ自身が「旅行物のミステリーで史上最高傑作」と称する「ナイルに死す」の映画化だけに、再びの公開延期発表にガッカリするファンも多いだろう。