柳楽優弥主演で日本の原爆開発を描いた『映画 太陽の子』特報とティーザービジュアルが到着

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柳楽優弥主演で日本の原爆開発を描いた『映画 太陽の子』特報とティーザービジュアルが到着

“日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちを描いた青春群像劇『映画 太陽の子』。同作が8月6日(金)に公開されることが決定し、特報映像とティーザービジュアルが到着した。

2020年にNHKで放送されたパイロット版テレビドラマが大きな反響を呼んだ本作。太平洋戦争末期に実際に海軍からの密命を受け京都帝国大学物理学研究室が行っていた「F研究」と呼ばれる新型爆弾開発の事実を基に作られたフィクションで、監督、脚本は現在放送中のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の黒崎博が担当。極秘任務に携わる科学者の修を柳楽優弥、修とその弟がほのかな想いを寄せる幼なじみの世津を有村架純、修の弟であり戦地で心に傷を負った軍人の裕之を三浦春馬が演じる。さらに、『アルマゲドン』(98)、『ジョン・ウィック:チャプター2』(16)のピーター・ストーメアがアインシュタインの声で出演。音楽は、アカデミー賞5部門ノミネートの『愛を読むひと』(08)のニコ・ミューリーが担当する。

特報映像には修、世津、裕之、それぞれの表情が映し出されている。純粋に“未知の世界”への探求心で研究者として実験に没頭しながらも、苦悩の表情を浮かべる修、兄弟2人を包み込むような笑顔を見せる一方、誰よりも未来を考えている世津、「俺だけ死なんわけにはいかん」と軍人であることへの葛藤に涙を見せる裕之。3人3様の思いを抱えながらも、「いっぱい未来の話、しよう」と固く手をつなぎあう彼らが見つめるものとは・・・。


また、ティーザービジュアルは青空と海をバックに、白い砂浜を歩く3人を切り取った青春らしい1枚。“未来を作っていると思ってた”若者たちの青春のひと時が刻まれている。

ドラマ版とは異なる視点と結末が加わり完結する『映画 太陽の子』。唯一の被爆国に生きる我々にとって決して目を背けてはならない戦争の記憶を知る意味でも、ぜひ劇場に足を運びたい。

文/鈴木レイヤ

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