“映画とコーヒーをこよなく愛するジェントルマン”石原良純が、『ジェントルメン』イベント登場!先輩・渡哲也に思い馳せる
『アラジン』(19)のガイ・リッチー監督のメガホンのもと、マシュー・マコノヒーやチャーリー・ハナム、コリン・ファレル、ヒュー・グラントら豪華俳優陣が集結した『ジェントルメン』(5月7日公開)と、ロンドン発のコーヒーブランド「COSTA COFFEE」のコラボレーションが決定。それを記念して20日、TOHOシネマズ日本橋にてプレミアムイベントが開催。石原良純がトークに登壇した。
本作はロンドンを舞台に、“一流のワルたち”による華麗な騙し合いを描いたクライム・サスペンス。大麻の大量栽培と販売で財を成したアメリカ人のミッキーが、ビジネスを売却して引退するというウワサが流れ、ロンドンの暗黒街に激震が走る。その利権総額は500億円をめぐり、強欲なユダヤ人大富豪やゴシップ氏の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ&ロシアン・マフィア、さらには下町のチーマーまでもが跡目争いに参戦。一筋縄ではいかない“ジェントルメン”たちによるスリリングな駆け引きの幕が上がることに…。
一足先に本編を鑑賞した石原は「息をつく暇がないし、油断していると取り残されるくらいスピーディー!いい意味で疲れました」と大絶賛。さらに「8人それぞれのストーリーがあり、一人ひとりの個性が光っている」と語ると、「ロンドンは西岸海洋性気候。日本と同じで四季があるけれど、雨がざっと降ることがなく、夏の夕暮れ時も涼しい。そんな時に、さっとジャケットを羽織るというおしゃれができる。イギリスならではの落ち着いたトーンがありました」と、気象予報士ならではの視点で本作の魅力を分析した。
“映画とコーヒーをこよなく愛するジェントルマン”として登壇した石原は、TOHOシネマズ日比谷と日本橋で販売されている「COSTA COFFEE」の商品「フラットホワイト」を飲みながら、「手に汗を握っている時に一口飲むと、自分に戻ることができてホッとする。一息入れて映画を楽しめるのがいい」と映画とコーヒーの相性の良さを熱弁。また作品をイメージした英国紳士風スーツでビシッと決め、胸ポケットにはスカーフを忍ばせるワンポイントでおしゃれさをアピールする。
そのスカーフは昨年8月にこの世を去った名優・渡哲也からもらったものだと明かす石原。「渡哲也さんも舘ひろしさんも、先輩方はみんなジェントルメンです。皆さん女性には優しくて、どうして俺には優しくしてくれないの!?とは思っていましたけれど」と苦笑い。そして「でも渡さんは見ていないようで見ていてくれる方でした」と、いまは亡き偉大なジェントルマンを懐かしんでいた。
文/久保田 和馬