細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』に成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらが主人公の同級生役で声の出演!

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細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』に成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらが主人公の同級生役で声の出演!

『時をかける少女』(06)、『未来のミライ』(18)などの細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』(7月公開)より、いまだベールに包まれているボイスキャスト陣から主人公&竜役の発表に先駆け、成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらの4人が主人公すずの同級生を演じることがわかった。

【写真を見る】主人公すずの幼馴染しのぶくん役の成田凌
【写真を見る】主人公すずの幼馴染しのぶくん役の成田凌[c]2021 スタジオ地図

日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきた細田作品の最新作は、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(00)、『サマーウォーズ』(09)と、監督が約10年に1度描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』(06)以来となる女子高校生を主人公に、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が新しい扉を開き、未知との遭遇を通して成長する姿を、リアル×ファンタジーを通じ描き出す。

解禁となった配役は、主人公すずの幼馴染で何かとすずを気にかけるしのぶくん役の成田、カヌーのインターハイを目指す男子生徒カミシン役の染谷、吹奏楽部ではアルトサックスを担当する人気者でハイスペックガールなルカちゃん役の玉城。さらに、すずの良き理解者であり親友のヒロちゃん役を、今、音楽界を席巻中のYOASOBI ikuraが幾田りら名義で担う。

『竜とそばかすの姫』相関図
『竜とそばかすの姫』相関図[c]2021 スタジオ地図

成田は「すずに寄り添いながら、そっと近くにいてあげられるのは自分だと思っているのですが、すずからしたら、ちょっと遠い存在にいるような人で…。なかなか難しい関係性ではありつつも、そのちぐはぐさが、演じていておもしろかったです」としのぶくんのキャラクターを解説し、演じた感想をコメント。染谷は「今回はアクションやファンタジー要素も多いですし、純粋にエンターテインメント作品として楽しめながら、みんなが抱えているものだったり、人としての闇の部分であったり、そこもちゃんと描いた上で、見ごたえのある作品になっていると思います」と見どころをアピールする。


玉城は「オーディションでこの役が決まった時は、嬉しかったですし、初めてのアニメ声優のお仕事が、細田さんの作品でとても光栄です」とよろこびを語る。細田監督から「ヒロちゃんのこの声は、きっと作品の味になると思う」との言葉をかけられたという声優初挑戦の幾田は「普段、音楽活動をしていてマイク前に立つことは多いですが、声優さんや俳優さんの方々と並んでやることはもちろん初めてで、同じマイク前でも今までとはまったく違う感覚でした」とアフレコを振り返っている。

人気実力共に兼ね備える俳優ながら、大ヒット劇場アニメのキーパーソンを演じてきた成田と染谷、そして、アニメ声優初挑戦となる玉城と幾田が、細田監督が描く未だ誰も観たことのない新たな“地図”に命を吹き込む! 未だ謎に包まれているすず/ベル役、竜役のボイスキャスト、そして今作のテーマである“歌”に関する続報に期待したい。

また、本日5月7日(金)19時より本作の完成までを追う特別密着映像「Making of 竜とそばかすの姫」が東宝MOVIEチャンネルにて配信スタートする。映画の公開に向け、毎週金曜日に配信されるので、細田守最新作が創り上げられていくプロセスを最前線で楽しもう。

■「Making of 竜とそばかすの姫」(5月7日19時より配信)
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    『バケモノの子』『未来のミライ』などの細田守監督が手掛けるアニメーション映画
    Prime Video