『ヴェノム』最新作、予告&海外ポスター到着!凶悪ヴィラン“カーネイジ”が姿を現す
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)のトム・ハーディを主演に迎え、スパイダーマンの宿敵にしてマーベル史上最も残虐なダークヒーロー“ヴェノム”の誕生を描いた『ヴェノム』(18)。その待望の続編となる『Venom: Let There Be Carnage』が、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のタイトルで2021年に劇場公開されることが決定。このたび予告映像と海外版ポスターが世界一斉に披露された。
前作のルーベン・フライシャー監督に代わり、モーションキャプチャー界の名手アンディ・サーキスが監督を務めた本作。ハーディ演じるヴェノム/エディの前に立ちはだかるのは、原作コミックでヴェノムを凌駕する圧倒的な戦闘力を持ち、「スパイダーマン」シリーズで随一の凶悪ヴィランとして描かれているカーネイジ。予告映像では、謎に包まれていたその姿が初めてとらえられている。
前作のラストでジャーナリストに復帰したエディが、取材のために刑務所で面会した連続殺人鬼のクレタス。予告映像では「また会えたね、エディ・ブロック。この時を待ちわびたよ」と語るクレタスの不気味な笑みや、刑務所で“クモ”を潰す意味深なシーンが登場。そして、そんなクレタスが変貌した“大殺戮”を意味するカーネイジが世に放たれる不穏なシーンだけでなく、ヴェノムとエディが“俺たち”としての日常を楽しむユーモアたっぷりのシーンも映しだされていく。
主演のハーディはもちろん、元婚約者アン役のミシェル・ウィリアムズが続投し、カーネイジ/クレタス役には『スリー・ビルボード』(17)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたウディ・ハレルソン。そしてシュリーク役として「007」シリーズのナオミ・ハリスが初参戦。はたして今度はどんな壮絶な戦いが待ち受けているのか、続報に乞うご期待だ。
文/久保田 和馬