長谷川奈央&市原綾真、初主演映画公開に感無量!千眼美子は26歳でのセーラー服姿に照れ笑い

イベント

長谷川奈央&市原綾真、初主演映画公開に感無量!千眼美子は26歳でのセーラー服姿に照れ笑い

長谷川奈央と市原綾真がダブル主演として映画初主演を果たした『美しき誘惑-現代の「画皮」-』の初日舞台挨拶が5月14日にシネマート新宿で開催され、長谷川と市原をはじめ、芦川よしみ、千眼美子、永島敏行、赤羽博監督が登壇。長谷川と市原が公開の喜びを語ると共に、「セーラー服のシーンがあった」と切りだした千眼が、「26歳なので、ちょっともうそろそろ、これで最後かもと思ったんですけれど。いい思い出がひとつまたできて、楽しかったです」と笑顔を弾けさせた。

本作は「九尾の狐」の伝説をモチーフに、「本当の美しさとは?」と問いかける物語。長谷川が、“九尾の狐”に取り憑かれた妖魔である舞子役。市原は、そんな舞子に心を奪われるが、あるきっかけで彼女の裏の顔に気づいて葛藤する、将来の総理大臣候補、太郎役に扮した。

感無量の面持ちを見せた長谷川奈央
感無量の面持ちを見せた長谷川奈央

会場を見渡した長谷川は「ギリギリまで舞台挨拶も開催できるかわからなかった。こうして無事に登壇させていただけること、なにより直接、皆さまにご挨拶させていただけること、本当によかったなと思います」、市原も「お客様が集まった光景を見て感激しています。昨日の夜から、ついに公開になるんだと思うと涙が出そうだった。すごく幸せな気持ちです」と感無量の面持ちで挨拶。

「すごく幸せな気持ちです」と語った市原綾真
「すごく幸せな気持ちです」と語った市原綾真

長谷川は「この役は本当に難しくて。『妖魔ってなんだろう、画皮ってなんだろう』というところから始まった」と悩んだことを明かしつつ、「多くのスタッフの方々からいろいろなご指導をいただいたおかげで演じ切ることができました。感謝でいっぱいです」と涙を堪えるように、声を震わせるひと幕もあった。


主演の2人を労った千眼美子
主演の2人を労った千眼美子

また太郎の幼馴染役を演じた千眼は、「舞子さんとは対照的な役」と演じた役柄を紹介。「とにかく“よく笑おう”と心がけて、すごく楽しみながら撮影をした」とにっこり。「普段の長谷川さんは、舞子とは逆で、すごく明るくて優しい方。そのギャップにびっくりした。凧糸で巻かれたような気持ちになった」と独特な言葉で自身の気持ちを表現し、会場の笑いを誘っていた。

映画のタイトルにちなみ、「最近、身の回りで誘惑に襲われたことは?」という質問が上がると、長谷川も市原も「食べ物」と告白した。千眼は「銭湯にハマっている」とのことで、「1週間に3回くらい銭湯に行っちゃう。銭湯グッズを持っていなくても、街を歩いて『こんなところに銭湯が!』となると銭湯に入っちゃう。すぐお風呂に入っちゃうのが、最近の誘惑。電気風呂、サウナ、全部制覇して、2時間くらい平気でいちゃう」と“勝てない誘惑”を明かしていた。

取材・文/成田おり枝

関連作品