佐藤健、有村架純は「“もっと知りたい”と思わせるような人」優しく手を取りエスコート!

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佐藤健、有村架純は「“もっと知りたい”と思わせるような人」優しく手を取りエスコート!

2部作連続公開となる映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning 』で10年の壮大な歴史に幕を閉じる映画「るろうに剣心」シリーズ。5月17日には、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10th アニバーサリーイベントが開催され、佐藤健、有村架純、江口洋介、大友啓史監督が出席。佐藤が「“もっと知りたい”と思わせるような人」と有村のミステリアスな魅力について語りつつ、「どんなに長いセリフも1回も間違えない」と驚きの声を上げた。

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10th アニバーサリーイベントが開催された
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10th アニバーサリーイベントが開催された

和月伸宏の漫画を、大友啓史監督が佐藤健主演で実写化した本シリーズ。原作の「追憶編」をもとにした『The Beginning』(6月4日公開)では、“十字傷の謎”など剣心の原点に迫るエピソードがつづられる。佐藤は、剣心の元妻の巴役を演じた有村の手をとって登場。佐藤のクールなエスコート姿に、配信の視聴者からも「フー!」とコメントが上がっていた。

ファンに笑顔で手を振った

佐藤は「『The Final』と『The Beginning』は2つで一つの作品だと思っている。見せている局面は違うけれど、精神は同じ」と紹介した。『The Final』が4月23日より公開となったが、緊急事態宣言が発令された影響も受けており、佐藤は「こういった状況ですが、地方の方々が支えてくれていることに感謝です」と胸の内を明かし、「ある意味では、本当の公開日は緊急事態宣言が明けて、6月に入ってからだと思っています。第2の、真の初日みたいなことをできたらいいなと思っています」とコメント。「ちょっとモヤっとした状況ではあるので、ぜひ6月以降、またどこかで大きな花火を打ち上げられたらいいなと思っています」と希望を語った。

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10th アニバーサリーイベントの様子
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10th アニバーサリーイベントの様子

剣心が巴と過ごした日々が描かれる本作。有村が「ひとつひとつ、丁寧に見落とすことなく、考えながら紡ぐことができたのかなと思っていて」と口火を切り、「1か月半くらいの撮影だったんですが、とても長く感じました。だけど、あっという間に終わってしまったような、なんだか夢のなかにいたような感覚」と不思議な感覚になったという。すると佐藤も「僕もそうなんです」と同調し、「我々は夢のなかにいたのかもしれません」と有村と顔を見合わせてにっこり。「地に足をつけて作ったはずなのに、どこかこの世界が現実なのか、幻想なのか、曖昧でふわふわしている。あまりにも美しくて」と特別な経験になったと話す。

佐藤健と有村架純がお互いの印象を告白!
佐藤健と有村架純がお互いの印象を告白!

続けて、司会から「お互いは、どんな存在だったか?」と本作での共演の印象を聞かれた佐藤と有村。佐藤は「巴くらいミステリアス」と微笑み、「心の奥底でなにを考えているのかわからないというか、なにか隠し持っているんじゃないかと思わせるような、もっと知りたいと思わせるような人」と告白。そんなことないと言わんばかりに首を振っていた有村は、「現場で一緒に過ごすなかで、心強かった。身を委ねられる」と佐藤への信頼感を明かす。

すると佐藤は「本当にね、セリフとか間違えたことない。最初から、どんなに長いセリフも1回も間違えない」と有村の俳優力に感嘆しながら、「身を委ねていたと言ってくれていましたけれど、めちゃくちゃちゃんと一人で立っていましたよ。めちゃくちゃ自立していました」と力を込め、有村を笑わせていた。

取材・文/成田おり枝

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