クリストファー・ノーランの弟夫婦が放つ新感覚の映像体験!ヒュー・ジャックマン主演『レミニセンス』予告映像が解禁
『ダークナイト』(08)や『インターステラー』(14)などで、兄クリストファー・ノーランと共同で脚本を執筆してきたジョナサン・ノーランが製作を務め、その妻で人気ドラマシリーズ「ウエストワールド」のクリエイターでもあるリサ・ジョイが監督デビューを飾る『レミニセンス』が、9月17日(金)より日本公開決定。このたび本作のUS版予告映像が解禁された。
本作は人の記憶に潜入<レミニセンス>し、事件を解決する記憶潜入エージェントのニックを主人公にしたSFサスペンス。ニック役を演じるのは日本でも圧倒的な人気を誇るヒュー・ジャックマン。共演には『グレイテスト・ショーマン』(17)でもジャックマンと共演したレベッカ・ファーガソンと、「ウエストワールド」のタンディ・ニュートンらが名を連ねる。
このたび解禁されたUS版予告映像では、海に沈み、水に支配された近未来の都市が舞台であることが確認できる。ある日警察から“失踪した女性・メイを探す”というミッションを引き受けたニックは、やがて巨大な陰謀に巻き込まれていく。壮大なスケールで描かれる世界観と、複数の時間軸が入り乱れていく展開からは、『メメント』(00)や『インセプション』(10)を想起せずにはいられない。
現地時間2日に行われたトレイラーデビューイベントでジャックマンは「いまこそ映画業界は観客にエンタテインメントを届けるだけでなく、作品を通して人々のハートを開き、考えさせ、元気付けることができると思う。『レミニセンス』にはさまざまな国の人々が携わり、題材も普遍的。独創的で新しい作品であり、直感的に世界中の皆が共感できる作品だと感じています」と熱弁。ジョイ監督も「ストーリーのなかには、まるで未来を予言したのではないかと思われるかもしれません。私にとってSFは“現代に起こる出来事の大いなる比喩”だと思っています」と述べた。
その全貌が明らかになる瞬間を期待しながら、続報を待ちたい。
文/久保田 和馬