雪のように美しく儚く…『るろうに剣心 最終章 』有村架純演じる巴の劇中カットに魅せられる
累計観客動員数1200万人を超える佐藤健主演「るろうに剣心」シリーズ。ついに公開された最終章の第2作目『るろうに剣心 最終章 The Beginning』より場面写真が新たに一挙公開された。
4月より公開中の最終章の第1作目『るろうに剣心 最終章 The Final』は5月30日時点で観客動員数226万人、興行収入31億円を突破する大ヒットを記録。剣心(佐藤)とシリーズ最恐の敵である雪代縁(新田真剣佑)との最終決戦と、縁が剣心の妻である雪代巴(有村架純)の弟であり、剣心によって斬殺された巴の復讐のために現れたという衝撃の事実が描かれた。そして「るろうに剣心」の原点が語られる本作では、動乱の幕末を舞台に“人斬り抜刀斎”として恐れられている緋村と巴がたどる運命と、“十字傷”に秘められた真実が明らかになる。
暗殺の現場を巴に目撃された剣心は、口封じのため彼女をそばに置いてともに暮らすことを決意する。人の心を失っていく姿を傍らで見ていた巴は人斬りの是非を剣心に問いかけ、巴の優しさは剣心の心に波紋を広げていく。互いに惹かれあう巴と剣心だったが、ある日突然、巴は姿を消してしまう。
解禁された新場面写真は、剣心に近づく謎の女である巴を切り取ったもの。“剣心への復讐”という真の目的を持つ幕府の内通者である巴が、憎しみと愛情の狭間に立つなかで見せる穏やかな表情や揺るがない意志、そして儚い姿が切り取られ、巴の心の揺れ動く様子を感じさせる。
巴から影響を受けた剣心は、その後のシリーズを担う“不殺の誓いを立てた剣心”へと生まれ変わる。その巴をなぜ剣心は斬ったのか?十字傷の謎とは?約10年にわたり繰り広げられた壮大なシリーズのグランドフィナーレを、幕が閉じる瞬間まで見届けたい。
文/足立美由紀
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