「あの花」の脚本家、岡田麿里の最新監督作『アリスとテレスのまぼろし工場』制作へ!特報も公開

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「あの花」の脚本家、岡田麿里の最新監督作『アリスとテレスのまぼろし工場』制作へ!特報も公開

放送開始から10周年を迎えた大ヒットアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の原作・脚本を手掛けた岡田麿里。彼女が監督を務める新作劇場アニメ『アリスとテレスのまぼろし工場』の制作が決定し、特報映像とティザービジュアル、監督のコメントが披露された。

『アリスとテレスのまぼろし工場』特報より
『アリスとテレスのまぼろし工場』特報より[c] Maboroshi Project

初監督作『さよならの朝に約束の花をかざろう』(18)で第21回上海国際映画祭・最優秀アニメーション作品賞を受賞するなど国内外より高評価を博した岡田の監督2作目となる本作。アニメーション制作は『この世界の片隅に』(16)や「ゾンビランドサガ」「呪術廻戦」を手掛けたMAPPAが担当。同スタジオがオリジナル劇場作品を手掛けるのは初となる。

物語の詳細は明かされていないが、本編を垣間見ることができる2分に及ぶ特報映像をYouTubeにて公開。緻密な背景美術とピアノの旋律から始まる映像は少年少女の心と身体の躍動が合唱音楽と共に映し出される。さらに、空を駆ける未知の存在、裂ける夜空などファンタジー要素も多々伺える。

スタッフには平松禎史(副監督)、石井百合子(キャラクターデザイン・総作画監督)、東地和生(美術監督)と『さよ朝』で監督を支えた精鋭が再集結。音楽は岡田が脚本を手がけた『空の青さを知る人よ』(19)の音楽作家、横山克が務める。


岡田監督は本作について「地に足がついていながら挑戦的な、このチームでしかできないアニメーション映画を追及したい」とコメント。圧倒的なスケール感を持つ映像は、どのような大作となってスクリーンで披露されるのか?続報を楽しみに待ちたい。

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