来月8歳になるジョージ王子、約1年前に未来の国王になる運命を知らされていた？

7月22日に8歳の誕生日を迎えるジョージ王子は、約1年前の7歳の誕生日ごろに、ウィリアム王子とキャサリン妃から、国王になる運命を知らされたようだ。

24日に発売された改訂版「Battle of Brothers」の伝記作家で、王室史研究の第一人者ロバート・レイシーが著書のなかで明らかにしたもの。同作は、昨年発売された「Battle of Brothers: The Inside Story of a Family in Tumult」の改訂版で、ウィリアム王子とヘンリー王子の兄弟の確執や、ヘンリー王子の王室離脱の舞台裏などを描いているが、ほかの暴露本と比較して極めて信憑性が高いと言われている。

「ウィリアム王子夫妻は、かねてからジョージ王子にもできるだけ普通の生活を送らせたいと考えており、ジョージ王子に、いつどのように彼が未来の国王になる運命を背負っていることを伝えるかについては、明らかにしていませんでした。この件については、将来ジョージ王子が話してくれることになると思いますが、恐らく2020年の夏、ジョージ王子の7歳の誕生日ごろに、国王になる王子の未来について、とりわけ奉仕と義務について、より詳しい話をしたようです。ウィリアム王子は、父親として、また自身も未来の国王という運命を背負う王子として、息子には、少しでも普通の家族としての教育をしながら、現代社会にそぐうような形で、君主としての伝統を適度に保っていくことを期待されています」

「もしも2020年の7月ごろまでジョージ王子が自分の未来を知らなかったならば、2019年の12月に、現君主のエリザベス女王、そして3代の王位継承者チャールズ皇太子、ウィリアム王子、ジョージ王子の4人が集った(クリスマスプディングを作る様子が王室のInstagramに掲載された)際には、ジョージ王子は、まだ自身の未来を知らなかったことになります。王室の関係者の話では、この写真の掲載を提案したのは、将来的に英王室のスリム化を推奨している、チャールズ皇太子だったようです」と記している。

王室専門家のケイティ・ニコールも、「ウィリアム王子夫妻は、ジョージ王子を未来の国王だからといって特別扱いをしていませんが、どんなに3人の子どもたちを平等に扱っていても、この事実によって、ジョージ王子は自身が妹弟と違う立場にいることを理解しています」と「OK！」に語っていた。

文/JUNKO