エリザベス女王、国民保健サービスに文民最高位勲章を授与!直筆で称える
エリザベス女王が、新型コロナウイルスのパンデミック下での偉業を称え、英公的医療制度である国民保健サービス(NHS)に、軍人以外では最高位となるジョージ・クロスを授与することが明らかになった。政府が発表したもので、エリザベス女王が直筆のメッセージを送っている。
同章は、1940年エリザベス女王の父ジョージ6世が制定し、戦闘以外での人命救助などにおいて、極めて危険な状況下で行われた勇敢な行動、あるいは勇気ある行動に対して与えられる、英連邦の一般市民が受章できる最高位の章。
エリザベス女王は英王室の公式Instagramで、過去と現在の全国民保健サービススタッフにこの章を贈ることを直筆で明らかにし、感謝の意を示すとともにその偉業を称えた。
同日、ウィリアム王子がバッキンガム宮殿の庭園で、医療従事者や関係者らを招いたパーティを主催。キャサリン妃がコロナ陽性者との接触で10日間の隔離生活をしていることが明らかになり、ウィリアム王子は医療従事者カラーのブルーのジャケットで1人でホストを務め、関係者を称えた。
英国では、デルタ変異株の蔓延などにより、現地時間5日時点の新規感染者数は約2万7000人まで増加。入院者数も徐々に増えてきているが、死者は増加していない。成人のワクチン接種率は1回目で約84%、2回目は約64%。現地時間7月19日に向けたコロナ規制全面撤廃について、この日の会見でジョンソン首相は、「コロナとの闘いは終わりには程遠いが、19日に規制を撤廃しなければ、いつできるのか」として、マスクやソーシャルディスタンスなどの全面撤廃を示唆していると「Euronews」などが伝えた。
文/JUNKO
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