宮沢氷魚が小松菜奈の恋人役に!吉本ばなな原作『ムーンライト・シャドウ』特報&劇中カット披露|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
宮沢氷魚が小松菜奈の恋人役に!吉本ばなな原作『ムーンライト・シャドウ』特報&劇中カット披露

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宮沢氷魚が小松菜奈の恋人役に!吉本ばなな原作『ムーンライト・シャドウ』特報&劇中カット披露

世界30カ国以上で翻訳されている吉本ばななの同名ベストセラー小説を、小松菜奈主演、『Malu 夢路』(19)のエドモンド・ヨウ監督のメガホンで映画化する『ムーンライト・シャドウ』(9月公開)。このたび本作に宮沢氷魚が出演することが明らかになり、あわせて特報映像とティザービジュアル、場面写真が一挙解禁された。

【写真を見る】『ムーンライト・シャドウ』小松菜奈の表情が印象的なティザービジュアル
【写真を見る】『ムーンライト・シャドウ』小松菜奈の表情が印象的なティザービジュアル[c]2021 映画「ムーンライト・シャドウ」製作委員会

本作は、恋人の突然の死に向き合うことができず深い哀しみに打ちひしがれる主人公のさつきが、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるという“月影現象”によって導かれていくラブストーリー。『溺れるナイフ』(16)や『糸』(20)など話題作への出演が相次ぐ小松は、これが長編映画単独初主演。そして小松演じるさつきの恋人の等を、『his』(20)で多くの映画賞に輝き2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」への出演が控える宮沢が演じる。

満月夜の終わりに死者ともう一度会えるという不思議な“月影現象”に導かれていく…
満月夜の終わりに死者ともう一度会えるという不思議な“月影現象”に導かれていく…[c]2021 映画「ムーンライト・シャドウ」製作委員会

このたび解禁された30秒の特報映像は、原作者である吉本の「いまの時代に映画になるべくしてなった作品だと思います」というコメントともに、劇中のキーアイテムである“鈴”の音が静かに聞こえてくるところから幕を開ける。そしてさつきと等の何気なくも幸せな日常の瞬間の数々が、どこか神秘的な空気がただよう映像とノスタルジックな音楽によって紡がれていく。また、あわせて解禁されたティザービジュアルには穏やかな表情の皐月の姿が、場面写真にはさつきと等の関係性を表すシーンがそれぞれ切り取られている。


1987年に吉本が大学の卒業制作として発表し「初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説」と語る名作ラブストーリーが、原作の大ファンでもあるマレーシア出身の俊英の手でどのように映像化されているのか。期待しながら、公開の時を待ちたい。

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