吉沢亮『ヒロアカ』アフレコに大感激!「ずっと隣からデクの声がして、泣きそう」

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吉沢亮『ヒロアカ』アフレコに大感激!「ずっと隣からデクの声がして、泣きそう」

原作コミックスのシリーズ世界累計発行部数が5000万部を突破する「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第3弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』(8月6日公開)のワールドファンミーティングが7月19日に有楽町朝日ホールで開催され、声優の山下大輝、岡本信彦、梶裕貴、中井和哉、林原めぐみと、ゲスト声優を務める吉沢亮が登壇。以前より「ヒロアカ」の大ファンだという吉沢が、「やっと来たか」とオファー時の心境を茶目っ気たっぷりに明かし、“ヒロアカ愛”を熱弁した。

【写真を見る】劇場版オリジナルキャラクターを演じる中井和哉&林原めぐみも登場!
【写真を見る】劇場版オリジナルキャラクターを演じる中井和哉&林原めぐみも登場!

“ヴィラン”から人々と社会を守る職業、“ヒーロー”になることを多くの若者が夢見るなか、“無個性”で生まれた主人公の緑谷出久(デク)が、最高のヒーローを目指して成長していく姿を描く本シリーズ。本作では、冬のヒーローインターン中に巻き起こる劇場版オリジナルのストーリーが展開。吉沢は、原作者の堀越耕平がデザインの原案を手がけた劇場版オリジナルのキャラクター、ロディ・ソウルを演じている。この日の吉沢は「『ヒロアカ』の大ファンなので、ここにいること自体がものすごくおこがましい」と恐縮しきり。「でも全力でやりました」と力強く語っていた。

「最高でした。いままで俳優を全力でやってきてよかった」と吉沢
「最高でした。いままで俳優を全力でやってきてよかった」と吉沢

改めてオファーが舞い込んできた心境を聞かれると、吉沢は「やっと来たかと」と語り、周囲も大爆笑。「そのために“ヒロアカ愛”を語ってきたと言っても過言ではないので、やっと来たなという喜びと、あまりにも好きすぎて、自分が入ることによって世界観を壊してしまうのではないかという不安もあった。いまもこんなにすばらしい声優の皆さんのなかに、ただのファンみたいなのがポツンといて。こんなにイベントで緊張することもないです」と告白しつつ、「最高でした。いままで俳優を全力でやってきてよかった。やっと報われたという喜びがありました」と愛をあふれさせていた。

一緒にアフレコができたという
一緒にアフレコができたという

爆豪勝己役の岡本から「好きなキャラクターは?」と聞かれると、「マジで爆豪はめちゃくちゃ好きです。爆豪とミリオが好きなんです」と吐露した吉沢。デク役の山下と一緒にアフレコができたそうで、「ずっと隣からデクの声がして、もう泣きそうでした」と大感激したそう。山下は「吉沢さんはすごいんですよ。一言しゃべった瞬間に、そこにロディがいる!というのを感じられた。僕もビビッと来た。すごく楽しく掛け合いをすることができた」と吉沢の演技を絶賛していた。吉沢は「好きだし、ものすごくリスペクトがあるので、どうにか馴染めるようにという思いで、僕がやれることはやった気がしています」と全力投球したことを明かしていた。

ロディの相棒を演じるのは林原めぐみ
ロディの相棒を演じるのは林原めぐみ

そして劇場版オリジナルキャラクターとして、ロディの相棒ピノを演じるのが、林原。「少年だったり、いい女だったり、おとなしい無口な女の子だったり、魔法をぶっ放す子だったり、小動物だったり。そういったいろいろな役を演じられるのが、声優という仕事の魅力だと思っている」とニッコリ。「ロディとバディを組んで意味のある関わりをさせてもらった」と話す。


また世界各国のヒロアカファンによる応援メッセージ映像が流れるひと幕もあり、林原は「10年、20年前には考えられなかったような現象が、配信という形を通じて羽ばたけているということをすごくうれしく思います」と日本のアニメが世界的人気を得ていることに感無量の面持ち。梶も「泣きそうになります。アニメがこれだけ世界中の人をつなぐんだなと感じた」としみじみとするなか、吉沢は「僕は完全にこっち側の人間」とファンに寄り添い、「劇場版ならではのスケール感の大きな作品。熱い、泣ける作品になっています。大ファンの僕が『最高におもしろい』と言っているので間違いありません!」と笑顔でアピール。会場から大きな拍手を浴びていた。

取材・文/成田 おり枝

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