亀梨和也、出会って“即結婚”もアリ!土屋太鳳と恋愛観を語る

インタビュー

亀梨和也、出会って“即結婚”もアリ!土屋太鳳と恋愛観を語る

亀梨和也が大ヒットコミックを映画化した『PとJK』(3月25日公開)で、初の本格的な恋愛映画に挑んだ。恋のお相手を演じるのは、土屋太鳳。二人を直撃し、胸キュン映画への抜擢に感じた率直な感想や、結婚&恋愛観を聞いた。

三次マキによる同名コミックを廣木隆一監督によって映画化した本作。出会ってすぐに結婚を決める警察官・功太と、女子高生・カコの恋模様をみずみずしく綴る。セクシーなイメージが強い亀梨にとって、胸キュン映画は初めての経験。亀梨自身も「こういったテイストの作品は初めてだったので、『俺?』というのが正直な最初の印象でした」とオファーを振り返る。

亀梨にとって新境地となるが、「こういった作品をやらせていただくとしても、自分の感覚としても年齢的にもギリギリのところに来ているのかなとも思うので、お話をいただけてすごくありがたかったです。漫画を読ませていただいてもとても面白かったし、監督やスタッフさんとお話をしていても、亀梨和也のテイストというよりも、お芝居の部分で僕を呼んでくれたんだということが感じられて。ありがたいなと思いました」と前のめりで飛び込んだ。

一方の土屋は、原作を読んで「胸がキュンキュンするだけじゃない」と感じたそう。「すごく原作が面白くて!カコちゃんもすごくかわいらしい子だったので、私とは真逆だと思ったんです」と苦笑いを見せると、亀梨が「真逆じゃないでしょう!」とすかさずツッコミ。

恐縮しきりの土屋だが「かわいらしいお話だなと思っていたんですが、読み進めていくと親子関係や友情など、どんどん大切なことに気づいていく深いお話でした。ただキュンキュンとか、ラブラブというのではない。その深い部分を実写で表現できたらと思いました。監督や亀梨さんとも、生身の人間だからこそできること、実写だからこそできることをやろうと話していました」とコミュニケーションを重ねながら、実写化に挑んだと言う。

出会ってすぐに恋に落ちた、P=警察官の功太とJK=女子高生のカコ。警察官と女子高生の恋愛なんて許されるはずがないと考えた功太は、「カコちゃん、結婚しようか」とストレートにプロポーズする。結婚から始まるラブストーリーとなるが、“恋に落ちてすぐに結婚”というシチュエーションをどう感じただろうか?

亀梨は「僕は出会って次の日に結婚するということも、実際になくはないと思う。全然おかしくないと思います」と“即、結婚”も違和感がないと告白。「もちろん、今の自分としてはいろいろな状況を含めて考えづらいことではある。でも、『あ、この人だ』と思ったらありえるスパンなんじゃないかなと思います。この作品では、それが功太なりの覚悟の仕方だった。結婚してからどのように関係性を築き上げていくかという話なので、そう思うといろいろな世代の方に共感していただけると思います」。

土屋は「あり得ないことなのかなと思いました」と言いつつ、「でも演じてみても、出来上がったものを観ても、妙にリアルに感じられました。現実は小説より奇なりとも言いますし、なさそうだなと思っても、ありえそうな気がしました」とにっこり。さらに「カコちゃんと功太くんのまっすぐな愛情。そして二人の周囲の人たちの愛情を見てほしい。結婚っていいな、素敵だなと思っていただけるとうれしい」と映画に込めた思いを語っていた。【取材・文/成田おり枝】

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