富田美憂、浪川大輔、櫻井孝宏らが集結!謎のアニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」とは?
田島列島の同名コミックを、『横道世之介』(13)や『おらおらでひとりいぐも』(20)の沖田修一監督が映画化した『子供はわかってあげない』(8月20日公開)。このたび本作から、映画本編では見ることができないEDを含んだ劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」の特別映像が解禁された。
「3年A組-いまから皆さんは、人質です-」の上白石萌歌と「ドラゴン桜」の細田佳央太を始め、若手からベテランまで実力派キャストが勢ぞろいした本作。水泳部に所属する高校2年生の美波はある日、書道部のもじくんとの運命の出会いをはたしたことをきっかけに、幼いころに両親が離婚して以来行方がわからなくなっていた実の父親の居所を探し当てる。そして美波は、なにやら怪しげな父に戸惑いながら、海辺の町で夏休みを一緒に過ごすことになるのだが…。
このたび解禁された特別映像に収録されている「魔法左官少女バッファローKOTEKO」は、上白石演じる美波と細田演じるもじくんの距離を縮めるきっかけとなる重要な劇中アニメ。アニメーション制作を「デジモンアドベンチャーtri.」シリーズの颱風グラフィックスが務め、『劇場版 王室教師ハイネ』(19)の菊池カツヤ監督とキャラクターデザインの奥山鈴奈が再タッグを組むなど、劇中アニメとは思えない豪華布陣が実現。
また声優陣も超豪華な顔ぶれがそろい、KOTEKO役を富田美憂が担当し、セメント伯爵役に浪川大輔、モルタル役に櫻井孝宏、コンクリ太郎役に鈴木達央、聖徳太子様役に速水奨と人気声優ばかり。それだけに、劇中アニメといえども沖田監督はかなりのこだわりを持っていたようで、本編では描かれない1話分すべての台本を作ったり、架空のWikipediaまで作ってしまったのだとか。
そして、今回公開された映像でも聴くことができる富田の歌うOP&ED曲も収録された本作の映画オリジナル・サウンドトラックが本日より各種ダウンロード、ストリーミングサービスにて配信スタート。テレビアニメ「チェンソーマン」の音楽を担当することも発表された牛尾憲輔が手掛ける音楽を聴きながら、“宝箱のような夏休み”を味わえる本作の公開に備えてみてはいかがだろうか。