三池崇史も期待!『ラプラスの魔女』の広瀬すずはかなり“ヤバい”らしい!
現在公開中の『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』や『ちはやふる』(16)など、“部活動に打ち込む活発な女子高生”の印象が強い広瀬すず。そんな彼女だが、先日、東野圭吾の同名小説を櫻井翔主演で映画化した『ラプラスの魔女』(18年公開)に出演することが発表された。しかも、演じるのは“活発な女子高生”というパブリックイメージを覆す役どころらしい…?
原作者の東野が「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と語った野心作であるこの作品は、遠く離れた2つの地点で連続して発生した不審死が題材。同じ自然現象下で起きた硫化水素中毒死に疑問をもった警察は、櫻井演じる地球科学の研究者である大学教授・青江修介に捜査への協力を依頼し…というミステリーとなっている。
広瀬が演じるのは、自然科学的見地から2つの死の事件性を否定した青江の前に突然現れる謎の女・円華。次に起こる自然現象を言い当てるなど、超人的な能力で青江を翻弄する彼女だが、失踪した青年・甘粕(福士蒼汰)を探している。その目的は?そして、なぜそのような能力を持っているのか?
広瀬は「何回台本を読んでもなかなか掴めなくて苦戦してます」と新境地に挑む苦労をコメント。また三池崇史監督も「知っているよりヤバい『広瀬すず』」と独特の言い回しで、広瀬を演出することへの興奮が窺えるコメントを寄せている。
原作の読者からは、タイトルの「魔女」とは円華のことを指しているのではないかという声も上がるなど、作品の肝である円華。三池監督がメガホンをとる映画版ではそんな円華がどのように描かれるのか、広瀬がどのように演じるのかに注目し、公開を心待ちにしたい!【Movie Walker】
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