湯浅政明監督『犬王』で、アヴちゃん&森山未來がW主演!特報映像など最新情報が一挙到着

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湯浅政明監督『犬王』で、アヴちゃん&森山未來がW主演!特報映像など最新情報が一挙到着

アヌシー国際アニメーション映画祭の長編部門グランプリに輝いた『夜明け告げるルーのうた』(17)や、アニメ版「映像研には手を出すな!」の湯浅政明監督の長編最新作となる『犬王』が、2022年初夏に公開されることが決定。このたび特報映像や、メインキャスト情報などが一挙に解禁された。

『犬王』は2022年初夏公開!
『犬王』は2022年初夏公開![c] “INU-OH” Film Partners

本作は「平家物語 犬王の巻」を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師である犬王と、そのバディである琵琶法師の友魚の友情を描くミュージカル・アニメーション。「鉄コン筋クリート」や「ピンポン」で知られる松本大洋がキャラクター原案を務め、『罪の声』(20)で第44回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した野木亜紀子が脚本を務めるなど、豪華スタッフの結集にも大きな注目が寄せられている。

このたび初解禁となった特報では、湯浅監督ならではのイマジネーションあふれる映像のなかで、室町の知られざるポップスター犬王の伸びやかな歌声が響き渡る。そんな犬王の声を担当するのは、2018年の「DEVILMAN crybaby」以来の湯浅作品参加となる「女王蜂」のアヴちゃん。そして友魚役には映画や舞台、ダンスなど幅広いジャンルで表現者として活躍する森山未來。公私共に交流のある2人が、『モテキ』(11)以来、10年ぶりの共演を果たす。


『花束みたいな恋をした』などで知られる大友良英が劇中音楽を担当する
『花束みたいな恋をした』などで知られる大友良英が劇中音楽を担当する[c] “INU-OH” Film Partners

また、音楽を『花束みたいな恋をした』(21)の大友良英が手掛けることも決定。さらに、現地時間9月1日から9月11日まで開催される第78回ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門に日本の2Dアニメーション映画として初めて選出され、世界中から映画ファンが集う同地でワールドプレミアを迎えることも発表された。さらなる続報にも期待が膨らむばかりだ!

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