「ポケットモンスター」が実写ドラマ化!Netflixで日本アニメの実写化相次ぐ
ライアン・レイノルズがピカチュウの声を務め、全世界興収4億ドルを突破する大ヒットを記録した『名探偵ピカチュウ』(19)。同作に続いてふたたび日本が誇る人気ゲーム「ポケットモンスター」をハリウッドで実写化する企画が進行中のようだ。「Variety」の報道によれば、現在Netflixがドラマシリーズとして開発を進めているとのこと。
1996年に任天堂から発売されたゲームシリーズを皮切りに、またたく間に世界中を魅了するトップコンテンツの仲間入りを果たした「ポケットモンスター」。1997年にはテレビアニメの放送がスタートし、1998年からは劇場アニメも製作。劇場版第1作『ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(98)は日本映画として初めて北米興収ランキングで初登場1位を獲得し、累計興収8574万ドルはいまなお日本映画のトップに君臨。それ以外にも様々なメディアミックスがなされており、誕生から25年経ったいまでもその人気は衰え知らず。
今回報道されたドラマシリーズ化のプロジェクトは、まだ開発初期段階のためストーリーなどの詳細は不明。情報筋によれば『名探偵ピカチュウ』のように実写の俳優たちの演技とCGアニメーションで作りあげたポケモンたちが共演する作品になると見られており、まもなくファイナルシーズンを迎えるNetflixシリーズ「LUCIFER/ルシファー」のジョン・ヘンダーソンが脚本と製作総指揮を務めるとのこと。
この秋に配信開始される予定の「カウボーイ・ビバップ」や、現在制作が進行中の「ONE PIECE」など、近年日本発のコンテンツの実写シリーズ化が相次いでいるNetflix。続報に乞うご期待だ。
文/久保田 和馬
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