結婚式から40年!故ダイアナ妃のウェディングケーキがオークションに
7月1日は故ダイアナ妃の生誕60周年だったが、40年前の7月29日は、ダイアナ妃がチャールズ皇太子と結婚した日。2人は15年後に離婚してしまい、ダイアナ妃は、その1年後に自動車事故で亡くなるという悲劇が起きたが、40年の時を経て、ウェディングケーキの一部がオークションにかけられることが明らかになった。
「Evening Standard」などが報じたもので、英王室の伝統的なウェディングケーキは、レイヤーになった高さ約152センチ、重さは約102キロという巨大なフルーツケーキ。今回オークションに出されるケーキの一切れはマジパンベースで、大きさが約18センチx20センチのゴールドベースのイギリスの国章の模様が施されたもの。当時、エリザベス女王の母親から、英王室に住み込みで仕えていたスミス夫人がこのケーキを譲り受けて大切に保存していたが、2008年にオークションにかけられ、コレクターの手に渡っていた。
「取扱注意 チャールズ皇太子とダイアナ妃のウェディングケーキ 1981年7月29日」と書かれたスミス夫人の手書きのメモとともに保管されていたこのケーキについて、Dominic Winter Auctionsの専門家は、「当時とあまり変わらない、非常に良い状態で保存されているが、食べることはお勧めしない」とコメントしているが、招待状やセレモニーの詳細などが書かれたプログラムなどの印刷物とともに、8月11日にオークションにかけられる。落札推定額は、300ポンド(約4万5600円)から500ポンド(約7万6000円)と見込まれている。
ダイアナ妃とチャールズ皇太子の挙式は、3500人のゲストを迎えてセントポール大聖堂で盛大に行われ、世界で約7億5000万人の人々がその様子を視聴した。
文/JUNKO