子どもの心をつかんだ妖怪はこれだ！『妖怪大戦争ガーディアンズ』に親子モニターが大興奮

特撮時代劇として昭和の子どもたちを魅了した「妖怪三部作」と、2005年に公開当時12歳だった神木隆之介を主演に迎え大ヒットを記録した『妖怪大戦争』(05)。昭和と平成を駆け抜けてきた妖怪たちの物語が令和の時代にスケールアップして帰ってくる『妖怪大戦争ガーディアンズ』(8月13日公開)の公開に先駆け、親子モニター試写会が開催。子どもたちからもっとも人気を集めたキャラクターは？そして、令和の子どもたちに妖怪たちはどのように映ったのだろうか。

日本の妖怪から海外のモンスターまで個性豊かなキャラクターが勢ぞろい[c]2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

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突如出現した「妖怪獣」によって未曽有の危機が訪れるなか、世界を救う勇者に選ばれた少年・ケイ(寺田心)と、妖怪たちの大冒険を描いた本作。おなじみのあの妖怪はもちろん、世界のモンスターや55年ぶりにスクリーンに復活する大魔神まで、ありとあらゆる魑魅魍魎が一堂に集結。メガホンをとった三池崇史監督は「前作より、子どもが楽しめつつ大人には刃物を突きつけるような作品に仕上がっていると思います」とコメント。はたしてアンケートではどんな反響があったのだろうか。

モニター試写会に参加した子どもたちは小学生を中心に約100名。「すごい楽しい」「かっこいい」といった感想が大半を占めるなか、「映像がリアルで迫力満点」や「最初は怖かったけど、どんどんおもしろくなってきた」と、妖怪たちのクオリティやド派手なエンタメ作品としての一面を讃える声も多く寄せられた。そして映画への満足度は90％。どの感想にも熱が込められており、妖怪たちの活躍に興奮した様子がうかがえる。

【写真を見る】「かっこいい！」「こういうキャラ好き」と絶賛の声。子どもたちの人気ナンバーワン妖怪は？[c]2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

アンケートでは感想と同時に好きなキャラクターの投票も実施。第1位に輝いたのは、杉咲花演じる狐面の女。妖怪の世界に迷い込んだケイを厳しく導く謎の剣士で、お面の下の素顔や能力などは謎に包まれている。子どもたちも「すごいかっこいい！」「ケイくんを守ってくれたから好き」「こういうキャラ好き！」とその神秘的な魅力にすっかり取り憑かれた様子。次いで、弟思いの優しさで子どもたちの心を掴んだケイが選ばれ、HIKAKINが演じる妖怪ひかきんや、赤楚衛二演じる天邪鬼、岡村隆史演じる小豆洗いも人気を集めた。

子どもたちと一緒に映画を鑑賞した大人たちは「メイクによって誰だかわからない人がいて、これは誰だろう…と思いながら観るのが楽しかった」「妖怪たちがどのキャラもにくめなく、かわいらしかった」と素顔を封印して妖怪になりきったキャストたちの熱演を絶賛。さらに「最後の方は涙を流すくらい感動しました」とのコメントも。