エリザベス女王の孫、「祖父の葬儀でつらかったのは祖母を抱きしめられなかったこと」
エリザベス女王の娘アン王女の長男で、孫のなかで最年長となるピーター・フィリップス(43)が、4月9日に亡くなった親愛なる祖父フィリップ王配の死について、「BBC」で女王への想いを語った。
「私たちの想いは、まず祖母に向けられました。できる限り祖母をサポートしようとしてきましたが、女王が、(コロナ禍で)葬儀の際に1人ぼっちで座っていたのをご覧になったと思います。どんな家族でもそうだと思いますが、愛する人を亡くした女王を抱きしめることができなかったのは、とてもつらいことでした」と語っている。
フィリップスと言えば、4月17日の葬儀の際に、不仲説が絶えなかったウィリアム王子とヘンリー王子の間に立っていたことで知られているが、「これもまた愛する女王をサポートするための素晴らしい行動だった」「ピーターの想いはごく普通の感情だと思う。でも同じ孫(ヘンリー王子)でも、フィリップ王配が病床の際や、葬儀後に女王に寄り添うどころか、英王室を侮辱し続けて女王をさらなる悲しみに陥れる人間もいることを考えると、まともな人間に育ったことはエリザベス女王にとって救いになるだろう」といった声が寄せられている。
フィリップスは、母アン王女に続いて王位継承第17位だが、貴族称号は持っていない。
文/JUNKO
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