マライアの映画を製作させてもらえなかったマドンナ
来年のアカデミー賞の大本命とも言われ、マライア・キャリーの渋い演技で話題になっている社会派映画『プレシャス!(Precious: Based on the Novel Push by Sapphire)』の原作者サファイアが、マドンナから同作をプロデュースしたいというオファーがあったことを明らかにした。
しかし、子供への虐待や貧困などのヘビーなテーマを扱っている自分の著書を映画化する仕事は、マドンナには不向きであると判断し、断ったのだという。
「最初は、本当に熱心な感じの学生から、“この話を自分の最初の映画にしたい”という申し入れがあったの。そして、次はマドンナだった。自分のプロデュースで映画化したいと言ってきたのよ。私は、“マドンナですって? これは彼女が扱うような作品ではないわ”という感じだった」とサファイアは語っている。【UK在住ブレイディみかこ】
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