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ジャネール・モネイ主演のパラドックス・スリラー『アンテベラム』謎が深まる予告編が到着!

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ジャネール・モネイ主演のパラドックス・スリラー『アンテベラム』謎が深まる予告編が到着!

『ゲット・アウト』(17)、『アス』(19)のプロデューサーであるショーン・マッキトリックが新たに手掛けるパラドックス・スリラー『アンテベラム』の公開日が11月5日(金)に決定し、謎が深まる予告映像と場面写真が解禁された。

どこか『ゲット・アウト』を思わせる場面写真も…
どこか『ゲット・アウト』を思わせる場面写真も…[c]2020 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

グラミー賞候補の常連シンガーで、2016年には米アカデミー賞で作品賞を受賞した『ムーンライト』や『ドリーム』への出演で話題を呼んだジャネール・モネイが主演を務める本作。幸せな家庭を築き上げ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカの日常が突如として崩壊。矛盾をはらんだ究極の悪夢へと反転していく…。主演のジャネールは、もう一方で描かれる広大なプランテーションで重労働を強いられている奴隷のエデンと二役を演じている。

解禁となった予告編では、講演会場で拍手喝さいを浴びるヴェロニカの公私に渡る充実した日々が映しだされるも、長い廊下の先に突如として現れた不気味な少女のカットから状況が一変。「お前の自由は我々のものだ」というセリフと同時にヴェロニカが何者かに襲われ、次の瞬間そこにはまったく異なる舞台で虚ろな目をして立ち尽くす女性エデンの姿が…。さらにエデンの「今夜ここを出ていく」というセリフをきっかけに、バイオレンスな描写や意味深なカットか怒涛のように押し寄せ、不気味な少女の存在やエデンをめぐるアナザーストーリーなど謎がますます深まる予告映像となっている。

順風満帆な日々を送っていた主人公のヴェロニカだったが…
順風満帆な日々を送っていた主人公のヴェロニカだったが…[c]2020 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

またあわせて、怯えた表情で周辺の様子を伺う黒人男性とエデンの様子を捉えたどこか『ゲットアウト』(17)との関連を思わせるようなカットや、薄笑いを浮かべる白人男性(ジャック・ヒューストン)に詰め寄られる黒人女性ジュリア(カーシー・クレモンズ)の姿など、新たな場面写真も解禁に。
なぜヴェロニカが襲われたのか?そして最後に待つ衝撃の真実とは…。ショーン・マッキトリックが新たに放つパラドックスな迷宮のごとき世界を楽しみに待ちたい。

文/富塚沙羅

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