『孤狼の血 LEVEL2』がさらに勢力拡大!今度は弘兼憲史や「オッドタクシー」など漫画&アニメ界とコラボ
第42回日本アカデミー賞で最多12部門の優秀賞を受賞し、主演男優賞と助演男優賞など4部門で最優秀賞に輝いた『孤狼の血』(18)。その続編となる『孤狼の血 LEVEL2』が、8月20日(金)より公開される。このたび本作が様々なジャンルとコラボしていくプロジェクト「コロウノチVS(バーサス)」から、新たなコラボが発表。漫画家やアニメーション監督とのコラボイラスト4作品が一挙に解禁された。
柚月裕子の同名小説シリーズを原作に、映画オリジナルストーリーとして前作から3年後を舞台に描く本作。広島の裏社会を収めていた伝説の刑事、大上の亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事の日岡秀一。権力を用いて暴力組織を取り仕切っていた日岡だったが、出所してきたたった1人の“悪魔”によって事態は急転していく。前作に引き続き日岡役を演じる松坂桃李に加え、新たに鈴木亮平や村上虹郎、西野七瀬らの参戦も話題を集めている。
これまで音楽界や漫画界、現代アート界と勢力拡大を図ってきた本プロジェクト「コロウノチVS」。今回新たにコラボを果たしたのは、3名の漫画家と1名のアニメーション監督。「島耕作」シリーズでお馴染みの弘兼憲史は、鈴木亮平演じる上林が狂気をにじませながら微笑むイラストを、「僕の心のヤバイやつ」の桜井のりおは、日岡と上林の対峙する様子に、自作のキャラクターも登場させた“かっこかわいい”イラストを発表。
また「ハカイジュウ」の本田真吾も、同作に登場する怪獣と、それに跨る日岡の迫力満点な姿をイラスト化。そして先日コラボPVを発表したテレビアニメ「オッドタクシー」の木下麦監督は、本作のポスタービジュアルを「オッドタクシー」のキャラクターたちで左右対称にして表現。ジャンルの垣根を超えて多くのアーティストやクリエイターたちを魅了する「孤狼の血」の世界観。是非とも劇場で、その圧巻の熱量を体感してほしい。
文/久保田 和馬