ワンダーウーマンの出演シーンはアメコミ調!『スペース・プレイヤーズ』本編映像が解禁
「マトリックス」や「マッドマックス」など、ワーナー・ブラザースの歴代作品やキャラクターが垣根を超えて登場する『スペース・プレイヤーズ』(8月27日公開)。このたび本作から、ルーニー・テューンズのローラ・バニーが“アマゾン・オリンピック”に挑む、ワンダーウーマン出演の本編映像が解禁された。
NBA史上最強のプレイヤーと呼び声の高いレブロン・ジェームズを主演に迎え、“無限バーチャル・ワールド”で繰り広げられるeスポーツバトルを描く本作。ある日、映画会社のAIスーパーサーバー“ワーナー3000”に吸い込まれてしまったレブロンとその息子ドム。ワーナー作品に登場するキャラクターたちが住むバーチャル・ワールドにたどり着いた2人の前に、その世界の支配を目論む男アル・G・リズムが現れドムを誘惑。レブロンはドムを救いだすため、極限のゲームに挑むことに…。
『ワンダーウーマン1984』(20)の冒頭では、幼少期のダイアナが自分の実力を見せつけるべく身体能力を競う過酷な大会“アマゾン・オリンピック”で熟練戦士たちと互角に戦うシーンが描かれている。そこでダイアナは“真の勝利”とはなにかを考えさせられ、映画の結末へとつながる重要なシーンとなっていた。今回解禁された本編映像では、ローラ・バニーがワンダーウーマンに自分の能力を認めてもらうべく“アマゾン・オリンピック”に挑む。アメコミの世界にいざなってくれるようなテイストで描かれたアニメーションは必見だ。
このローラ・バニーの声を担当したのは、『DUNE/デューン 砂の惑星』(10月15日公開)も控えるゼンデイヤ。声の演技について「視覚的な表現がなく、顔や体を使わず演じなければいけなかったから難しかった」と振り返る彼女は、「このご時世だから他の俳優たちと一緒に収録ができず、家のクローゼットの中で収録しました」と裏話を披露。そして子どもの頃から憧れの存在だったというローラ・バニーについて「多くの人々が彼女と一緒に成長してきたから演じるのはプレッシャーだった。私の声で生き生きとさせることができると監督たちが思ってくれて、本当に光栄に思います」と語った。
日本語吹替版ではワンダーウーマンの声をDCエクステンデッド・ユニバース作品と同様、甲斐田裕子が務めるほか、ローラ・バニーの声は『スペース・ジャム』(96)に引き続き深水由美が担当。またバッグズバニー役には山口勝平、レブロン役には楠大典と、人気声優たちが大集結。字幕版はもちろんのこと、“無限バーチャル・ワールド”の世界によりどっぷりと浸かることができる日本語吹替版も見逃せない!
文/久保田 和馬