フィリップ王子とソフィア妃夫妻の3男洗礼式に、スウェーデン王室一族が集結

スウェーデン王室王位継承4位のカール・フィリップ王子とソフィア妃の間に、今年3月に誕生した3男のジュリアン王子の洗礼式が、ドロットニングホルム宮殿のロイヤルチャペルで行われた。

洗礼式には国王のカール16世グスタフとシルヴィア王妃をはじめとして、王位継承第1位でフィリップ王子の姉、ヴィクトリア皇太子とダニエル王子夫妻、その長女で王位継承第2位のエステル王女と、長男で王位継承第3位のオスカル王子。そしてフィリップ王子の妹で、米国のマイアミ在住、現在スウェーデンに里帰り中のマデレーン王女とクリストファー・オニール夫妻と、長女のレオノール王女、長男のニコラス王子、次女のアドリアンヌ王女一家ほか、ゴッドペアレンツなどが洗礼式で一堂に会した。

ソフィア妃は白地にカラフルなプリントが映えるエトロのドレス、長男のアレクサンダー王子と次男のガブリエル王子は、お揃いの半ズボンに白シャツとベージュのジャケットという正装で、ジュリアン王子は、父フィリップ王子が1979年に着用したローブで洗礼を受けた。

フィリップ王子夫妻の公式Instagramには、家族5人の写真が掲載されているほか、スウェーデン王室の公式Instagramにも洗礼式の様子や、家族ごとのショット、さらには集合写真も掲載されているが、ヴィクトリア皇太子は、Malinaのパープルピンクのペイズリーや花柄がプリントされたドレスで、ピンクのワンピースを着た娘のエステル王女とコーデ。またマデレーン王女は、ブルーのヤグルマギクがプリントされたジマーマンのシフォンドレスで、ブルーのワンピースを着た娘のレオノール王女とアドリアンヌ王女とブルーコーデしているだけでなく、王子たちもネクタイやジャケットなどで家族ごとにしっかりコーデ。

祝福のコメントとともに、「なんて美しい一族」「家族の仲の良さが伝わってくる」「ファッションも素晴らしく美男美女、子どもたちもみんな可愛い」「気品あふれるいかにもロイヤルな雰囲気」といった声が寄せられている。

スウェーデン王室といえば、2019年10月、いち早く王室の規模縮小を発表。フィリップ王子とマデレーン王女の子どもたちを王室から除外しており、王子、王女の称号や爵位は保持しながらも、「殿下」「妃殿下」の称号を有したり国費を受け取る王族の身分からは外れている。またマデレーン王女は米国在住だが、今夏はスウェーデンに戻り、チャリティ活動で子ども病院を訪れるなど、しっかりスウェーデンにも貢献しており、一族が離散している英王室と、現代化されても一家がうまく機能している王室として比較されることも多いようだ。

文/JUNKO