平野紫耀、“かぐや様愛”のために頭皮を酷使!「ブリーチは10回以上」橋本環奈も「才能」と称える
大ヒット漫画の実写映画化第2弾『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』の初日舞台挨拶が8月20日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、平野紫耀(King & Prince)、橋本環奈、佐野勇斗、浅川梨奈、影山優佳(日向坂46)、河合勇人監督が登壇。キャスト陣で“かぐや様愛”の強さを争うことになると、平野が「頭皮的にも一番頑張っていたのは、僕です。ブリーチを何回したことか…」と地毛を金髪にして挑んだ役作りを述懐。「計10回以上はやっている。これもすべて『かぐや様』のためでございます!」と熱弁した。
2019年に公開され大ヒットを記録した『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の続編にして完結編となる本作。生徒会長の白銀御行(平野)と副会長の四宮かぐや(橋本)が、“告白した方が負け”という恋愛頭脳戦を繰り広げる。この日のイベントでは、「かぐや様は告らせたい ~生徒会総選挙~」と題して、それぞれが“かぐや様愛”を演説することとなった。
佐野は「平野、橋本の美。顔の美でございます!彼らの美だけで、ご飯が何杯食べられるか!僕は15杯、食べられます!これだけ顔に(カメラが)寄っても美しいのは彼らだけ!」と勢いよく話し、褒められた橋本と平野も大笑い。気持ちを落ち着けた橋本は、「私は“かぐや様愛”が一番優れているとは思いません」と意外な言葉を口にし、「なぜかというと、お客様や、観てくださっている方に一番“かぐや様愛”を持ってほしいから。皆さんに告ってもらえるように、番宣などを頑張ってきた」とキッパリ。「愛というのは、見返りを求めないこと。でも、私は『かぐや様は告らせたい』を多くの人に観ていただきたいですし、あわよくば実写邦画ナンバーワンなんかに輝いたらうれしいかな、なんて思いますし、前作越えの動員数なんかもねらっております」と見返りを求め、会場から大きな拍手を浴びていた。
「頭皮的にも頑張ってきた」という平野は、「白銀御行のために、(髪の)根元が黒くなってきたらすぐ染める。これはすべて、僕の愛でございます!」と愛を込め、橋本も「あれだけ頭皮を酷使できるのは才能」と称えるなどこれには周囲も大いに納得。もっとも“かぐや様愛”が強い人に選ばれ、勝者の証となるたすきを受け取っていた。
また本作のエンドロールでは、King & Princeが歌う主題歌「恋降る月夜に君想ふ」に乗せて生徒会メンバーがダンスを披露している。平野は「とても贅沢で豪華な出来事」としみじみと話し、「皆さん、ダンスも上手。明らかに岸(優太)くんよりは、早かったです」とにっこり。「実はメンバーより先に、生徒会メンバーと踊ってる」とKing & Princeとのダンス練習より先に生徒会メンバーと踊ったそうで、「生徒会メンバーで踊ったものを見て、(King & Princeの)メンバーも覚えた。浅川がAメロで動くところとか、(高橋)海人がそこを熱心に勉強していた。いまの海人があるのは、浅川のおかげです」と続けると、浅川も「光栄です」と大爆笑。橋本は「夜中まで、みんなでこだわって撮った」とダンスの撮影を振り返り、「平野くんの踊り方がかっこいいから、みんなで真似しようとしていた」と明かしていた。
取材・文/成田 おり枝