最旬女優2人が60年代ロンドンでシンクロ…エドガー・ライト監督作『ラストナイト・イン・ソーホー』特報が公開
M.ナイト・シャマラン監督の最新作『オールド』(8月27日公開)にも出演しているトーマシン・マッケンジーと、Netflixオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」のアニャ・テイラー=ジョイ。いま注目の2大最旬女優が競演する『ラストナイト・イン・ソーホー』(12月公開)。このたび本作の特報映像とポスタービジュアルが解禁された。
映画ファンから絶大な支持を集めるエドガー・ライト監督の4年ぶりの最新作となる本作は、異なる時代のロンドンに生きる2人の女性の“夢”と“恐怖”がシンクロするサイコホラー。ファッションデザイナーを夢見てソーホーにあるデザイン専門学校に入学したエロイーズは、新居のアパートで眠りに就くと、夢のなかで60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見る魅惑的なサンディと出会い、身体も感覚も彼女とシンクロしていくエロイーズ。しかしある日、夢のなかでサンディが殺されるところを目撃してしまい…。
このたび解禁された特報映像では、マッケンジー演じるエロイーズが眠りに就き、クラシックできらびやかな60年代のソーホーにたどり着くシーンから幕を開ける。エロイーズが眺める鏡の向こう側に現れるテイラー=ジョイ演じるサンディ。夜ごと奇妙なタイムリープを繰り返し、次第に感覚さえも彼女とシンクロしていくエロイーズ。その体験はやがて現実世界にも影響を与えていくことに…。幻想的な雰囲気を、サンディが歌う60年代のヒットソング「Downtown」の歌声がさらに駆り立てる映像に仕上がっている。
またあわせて解禁されたポスタービジュアルでは、目を見開き真っ直ぐにこちらを見つめるエロイーズとサンディの姿が合わせ鏡のように重なり合う。果たして彼女たちにどんな恐怖が待ち受けているのか。ライト監督の60年代愛とホラー映画愛が融合した本作に、期待は高まるばかりだ。
文/久保田 和馬