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恋人と会うため“アート”になっていく…『皮膚を売った男』衝撃の本予告映像が解禁

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恋人と会うため“アート”になっていく…『皮膚を売った男』衝撃の本予告映像が解禁

昨年のヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門で男優賞を受賞し、第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされるなど話題を呼んだ『皮膚を売った男』(11月12日公開)。本作の本予告映像がこのたび解禁となった。

第26回リュミエール賞合作賞や第31回ストックホルム国際映画祭脚本賞など世界の賞レースを席巻している本作。国に帰ることも海外に逃げることも出来ないシリア難民の主人公サム(ヤヤ・マヘイニ)が、世界的芸術家のジェフリー(ケーン・デ・ボーウ)と出会い、ある契約をしたことから数奇な運命へと誘われていく。


主演のヤヤ・マヘイニのほか『007 スペクター』(15)や『オン・ザ・ミルキー・ロード』(17)のモニカ・ベルッチ、『Uボート:235 潜水艦強奪作戦』(20)のケーン・デ・ボーウなど豪華キャストが脇を固め、アカデミー国際長編映画賞のチュニジア代表に選ばれるなど高い評価を受けるカウテール・ベン・ハニア監督がメガホンをとる。日本でも東京国際映画祭で上映され「最大級の驚き」「予想もつかない結末」など高い評判を呼び、劇場公開を望む声が多く挙がっていた。

このたび解禁された本予告映像では、主人公のサムが「私があげよう、自由に飛べる絨毯を。背中が欲しい」と摩訶不思議なことを口にする世界的芸術家のジェフリーと出会い、自らがアート作品になる契約をしたことから人生が様変わりしていく様子が描かれていく。裕福な生活を手に入れ念願の恋人との再会も果たし、世界中から注目されるサムだったが、親戚からは罵倒され、映像では生きている人間がオークションに出品されるという衝撃的なシーンも映しだされる。

次第に精神的に追い込まれていくサムに待ち受ける運命とははたしてなんなのか?驚くべき予想もつかない結末を、ぜひ劇場で目撃してほしい。

文/富塚沙羅

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