『夢判断、そして恐怖体験へ』の青木涼「セピア色だった夢が、カラフルになりました」と笑顔!

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『夢判断、そして恐怖体験へ』の青木涼「セピア色だった夢が、カラフルになりました」と笑顔!

大川隆法企画の映画第4弾『夢判断、そして恐怖体験へ』の初日舞台挨拶が、8月27日にヒューマントラストシネマ渋谷で開催され、青木涼、芦川よしみ、奥津貴之監督が登壇。主演の青木は「いままで夢がセピア色でしたが、この撮影を経てカラフルになりました」と驚きの発言をした。また、霊感の強い芦川は、恐怖体験を尋ねられると「いっぱいあります。2時間くらいしゃべってもいいですか?」と語って会場の笑いを誘った。

本作のテーマは「夢解き」で、「悪夢」「金縛り」「前世の記憶」「心霊写真」「学校の幽霊」「地縛霊」など、人々が実際に体験した不思議な夢や心霊現象の真相を、大川隆法氏がリーディングによって解明していくという物語。主人公である謎の心理カウンセラー、神山圭治役を青木が、見えない世界の真実に目覚めていくヒロインの女子大生、上野葵役を山岸芽生が務めた。なお、登壇予定だった山岸は、新型コロナウィルス感染者との濃厚接触の疑いで安全を考慮し、欠席となった。

恐怖体験を語った芦川よしみ
恐怖体験を語った芦川よしみ

主演を務めた青木は「初めて主演という形で携わらせていただき、初日を迎えられてほっとしてます。最初はどうなるんだろうという気持ちでしたが、神山圭治というお役目をさせていただくチャレンジをすることができました。本当にみなさまのご支援のおかげです」と感謝した。

演じた神山圭治役へのアプローチについて「本作は実話に基づいたホラー映画で、リアルさがキーワードになっていたかなと。監督はドキュメンタリーを撮られている方ですが、自分自身が神山圭治役に対して自分なりの演出をつけてしまっていたので、『それはちょっと違うね』ということで、もっと真実性を探求してほしいと言われました。それで、目には見えないけど、心を探求していく役作りをしていきました」と語った。


また、映画にちなみ、それぞれが恐怖体験を語ることに。
青木は「こういう映画を撮っていて恐縮ですが、あまり恐怖体験をしたことがなくて。でも、この作品の話を一番最初にいただいた時、背筋が凍るような気がしました。自分とはかけ離れた役だったので」と言うと、芦川は「そうですか?そんな感じはしませんでしたが」とツッコむ。

奥津監督が「性格は全然違いますね」とうなずくと、芦川は「化けるのが上手いんだね」と言って笑いを取る。

もともと霊感が強い家系だという芦川は「引っ越したマンションで、家具を入れるのに場所の写真を撮ったら、北側の部屋で発光体のヘビみたいなのが映ってて。他の部屋はすごく暑いのに、そこだけ気温が22度くらいで、クーラーがないのに涼しいねと、幽霊をエコに使ってました」と笑顔で語り、会場は大爆笑。

全員でフォトセッション
全員でフォトセッション

続いて芦川は「15歳のころ、東京のお寺でロケをやってたら、すごく背の小さいおばあさんがいて、頭に三角の白い布があるんです。冗談でやっているのかなと思って、スタッフの2、3人に『あそこにいる人は?』と聞いても、誰も見えなくて。夏ですし、ひょっとしたら人間界に現れて、ロケが楽しそうなので、見に来たのかなと」と言って、青木たちを驚かせた。

最後に青木は「夢ってリアルに感じるけど、夢のなかで霊的な体験をしてるので、そういうことに気づく映画なのかなと。この世界こそが夢なんだという逆転が起こるような映画になっています。ぜひ、夢から覚める感覚を味わってほしいと思います」と映画をアピールし、舞台挨拶を締めくくった。

取材・文/山崎伸子

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