“スマホ”が示す意味は?『新生劇場版 テニスの王子様』のカギはメンバーたちの会話にある!

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“スマホ”が示す意味は?『新生劇場版 テニスの王子様』のカギはメンバーたちの会話にある!

1999年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートして以来、テレビアニメや舞台、実写映画などさまざまなメディアミックスが行われてきた許斐剛原作の人気漫画「テニスの王子様」。その初の劇場CGアニメーション作品となる『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』が9月3日(金)より公開。このたび入手した場面写真と共に、過去作に触れながら注目ポイントを紹介していきたい。

【写真を見る】スマホが物語のキーアイテムに!?<Decide>と<Glory>の2タイプで上映
【写真を見る】スマホが物語のキーアイテムに!?<Decide>と<Glory>の2タイプで上映[c]許斐 剛/集英社 [c]新生劇場版テニスの王子様製作委員会

全国大会決勝の死闘を制してから3日後、さらなる高みを目指して単身渡米した越前リョーマ。しかしロサンゼルスに到着して早々、家族旅行で来ていた同級生の竜崎桜乃がギャングに絡まれている場面に遭遇する。彼女を助けようと放ったボールがきっかけで、なんとリョーマと桜乃はタイムスリップ。リョーマの父・越前南次郎が引退に追い込まれた全米オープン決勝の数日前にたどり着いてしまう。“サムライ南次郎”と呼ばれ最強を誇った父の引退の理由を知るため、リョーマたちは南次郎と行動を共にすることになる。


<Glory>では跡部と白石が中心となったオリジナルのシーンが展開
<Glory>では跡部と白石が中心となったオリジナルのシーンが展開[c]許斐 剛/集英社 [c]新生劇場版テニスの王子様製作委員会

2005年に公開された劇場版第1作『劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game』(05)は、公開当時原作でも登場していなかったリョーマの兄リョーガが初登場する作品。2人の父である南次郎の全盛期にタイムスリップする最新作で、すでに解禁されている映像や場面写真のなかには幼いころのリョーマとリョーガの姿も。いまだ謎の多いリョーガはもちろん、親子3人の関係についておさらいしておくと最新作をより楽しめることだろう。

またテレビアニメ放送10周年を記念して公開された劇場版第2作『劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』(11)では、イギリスを舞台に青学だけでなくライバル校のメンバーたちも続々参加した“テニプリオールスターズ”が実現。謎のストリートテニスグループ「クラック」との死闘から早くも10年。最新作ではどんな戦いが待ち受けているのだろうか。

<Decide>では手塚と幸村が中心。置鮎龍太郎は「それぞれのタイプであまりにも雰囲気が違った」と意味深コメントも
<Decide>では手塚と幸村が中心。置鮎龍太郎は「それぞれのタイプであまりにも雰囲気が違った」と意味深コメントも[c]許斐 剛/集英社 [c]新生劇場版テニスの王子様製作委員会

テニスシーンはもちろんのこと、原作者の許斐自らが作詞作曲を務めた新規楽曲やダンスなど見どころ満載の本作は、手塚と幸村を中心としたオリジナルシーンが展開される<Decide>と、跡部と白石のオリジナルシーンを展開する<Glory>の2タイプで上映される。このたび解禁された場面写真には、それぞれのタイプでメインとなるメンバーがスマホを片手に電話をしているシーンが写しだされている。

はたしてここでどんな会話が繰り広げられているのか。物語のカギとなりそうな“スマホ”に注目しながら、迫力満点の3DCGアニメとなった“新生テニプリ”の公開を楽しみに待っていてほしい!

文/久保田 和馬

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