ノルウェー王室のホーコン王太子夫妻、“覚悟の結婚”から20周年!
ノルウェー王室のハーラル5世国王の息子で、王位継承第1位のホーコン王太子と妻のメッテ=マリット王太子妃夫妻が、8月25日に結婚20周年を迎えた。
長女のイングリッド・アレクサンドラ王女(17)が新型コロナウイルスに感染したことを受け、現地時間25日に予定されていたセレモニーの延期を余儀なくされたが、夫妻および長男のマリウス(24)、次男のスヴェレ・マグヌス王子(15)は検査の結果陰性だったという。
夫妻はノルウェー王室の公式Instagramに、2001年8月25日にオスロ大聖堂で挙式をした際の写真や、家族5人の写真、2人の公務の様子などを捉えた多数の写真を投稿。
2人は1999年に友人を介して知り合った。マリウスは、王太子妃の元恋人との連れ子で、父親にドラッグによる服役歴があることや、本人もドラッグパーティに出入りしていたシングルマザーだったことなどから、王太子妃としての資質を問われていた。しかし、王位継承権をも捨てる覚悟を示したホーコン王太子は、2000年11月に婚約を発表。結婚の意志を貫いた。マリウスに王位継承権はないが、2人の挙式でページボーイを務め、数万人のノルウェー国民が詰めかけるなか、2階のバルコニーに、マリウスを抱えた王太子妃と王太子が登場したことが話題となった。
「People」などによれば、この挙式には、チャールズ皇太子、モナコ公国のアルベール2世大公、スウェーデンのカール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃夫妻、ヴィクトリア皇太子、カール・フィリップ王子、マデレーン王女の一家、国王になる前のオランダのウィレム=アレクサンダー国王とマクシマ王妃、当時のベルギーのアルベール2世国王夫妻などそうそうたるメンバーが出席し、盛大に行われたという。
文/JUNKO