マッツ・ミケルセンが復讐に燃える軍人に!『ライダーズ・オブ・ジャスティス』日本公開決定
「ファンタスティック・ビースト」や「インディ・ジョーンズ」シリーズの最新作への出演が決まるなど、いまやハリウッドの第一線でも活躍するマッツ・ミケルセン。彼の主演最新作となる『ライダーズ・オブ・ジャスティス』が、2022年1月21日(金)より日本公開されることが決定した。
妻が列車事故で亡くなったというしらせを受け、アフガニスタンでの任務を離れて帰国した軍人のマークス。悲しみに暮れる娘を前に、無力感に苛まれる彼のもとに2人の男が訪ねてくる。そのうちの一人で、マークスの妻と同じ列車に乗っていたという数学者のオットーは、“ライダーズ・オブ・ジャスティス”という犯罪組織が殺人事件の重要な証人を暗殺するために事故を計画したことを告げる。怒りに打ち震えるマークスは、妻の無念を晴らすために復讐に身を投じていくのだが…。
メガホンをとるのは『アダムズ・アップル』(19)など、これまで長編監督作すべてにミケルセンを起用し、アカデミー賞受賞歴もあるアナス・トマス・イェンセン監督。また共演には「特捜部Q」シリーズのニコライ・リー・コースや『セレブレーション』(99)のラース・ブリグマンらデンマークを代表する実力派に加え、『ある人質 生還までの398日』(21)の新鋭アンドレア・ハイク・ガデベルグらが集結。
デンマークのアカデミー賞こと第37回ロバート賞では最多15部門にノミネートされ、主演女優賞や助演男優賞など4冠に輝いた本作。ミケルセンの主演作『アナザーラウンド』が公開される9月3日(金)からは、特製オリジナルポストカードセット付きのムビチケの発売も決定している。復讐の炎を燃やす軍人に扮し、これまでのイメージを覆すような厳つい雰囲気を見せるミケルセンの演技に期待しながら、公開を待ちたい。
文/久保田 和馬