物語の全貌が明らかに!?『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』最新予告映像が全世界一斉解禁
『007 スペクター』(15)以来6年ぶりの「007」シリーズ最新作にして、“6代目ジェームズ・ボンド”であるダニエル・クレイグの最終作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)。度重なる公開延期を経て、ついに日本公開まで1か月を切った本作から、最新予告映像が全世界一斉解禁された。
『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(15)のキャリー・ジョージ・フクナガ監督がメガホンをとり、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックが悪役として登場することでも大きな話題を集めている本作。“00エージェント”を退き、ジャマイカで静かに暮らしていたボンドの前に、CIAの旧友フィリックスが助けを求めにやってくる。与えられた任務は誘拐された科学者の救出。それは想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがてボンドは凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うこととなる。
クリストフ・ヴァルツ演じるブロフェルドとボンドが対峙するシーンから幕を開ける今回の予告映像。前作に引き続き登場するこの宿敵が、最新作でも物語のカギを握っているのは間違いなさそうだ。ほかにもジェフリー・ライト演じるフィリックスやMI6が手をこまねく“姿が見えない敵”の存在が示唆され、レア・セドゥ演じるマドレーヌはボンドの知らないところでマレック演じるサフィンと会い、謎めいた仮面を受け取る。そして命を狙われることになってしまったボンドは船の中に閉じ込められ…。
新たな予告映像が公開されるたびに、少しずつ明らかになってくる本作の全貌。はたして“シリーズ最凶”ともいわれるサフィンの目的は一体…。ダニエル版ボンドの有終の美を飾るにふさわしい壮大なスケールの本作を、是非とも映画館の大スクリーンで目撃してほしい!
文/久保田 和馬