ヘンリー王子夫妻の暴露本、ダイアナ妃の命日に改訂版が発売!新たな事実も

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ヘンリー王子夫妻の暴露本、ダイアナ妃の命日に改訂版が発売!新たな事実も

24年前、パリでの自動車事故で亡くなったダイアナ妃の命日である8月31日、ヘンリー王子夫妻について書かれた暴露本「Finding Freedom」の改訂版が発売された。初版は昨年の8月11日に発売されたもので、しばしば夫妻を擁護しているメーガン妃の友人、オミッド・スコビーが共同執筆を務めている。

【写真を見る】昨年発売、メーガン妃の友人が共同執筆を務めた暴露本「Finding Freedom」…ダイアナ妃の命日に改訂版がリリース
【写真を見る】昨年発売、メーガン妃の友人が共同執筆を務めた暴露本「Finding Freedom」…ダイアナ妃の命日に改訂版がリリース画像はOmid Scobie(@scobiesnaps)公式Instagramのスクリーンショット


この暴露本は、夫妻からのインタビューではなく、近しい友人など周囲の人からの聞き取りによるものであり、本人たちの承認は得ていないとされているが、納得がいかないことについてはすぐに訴訟に打って出る夫妻が、不都合な事実を書き立てられて納得するはずはない。また発売日も、注目を集めるダイアナ妃の命日に合わせていると考えられる。

「Independent」などによれば、王室離脱後について25ページ分が追加されたニューバージョンには、昨年の初版本から1年間に起きた出来事が綴られており、カリフォルニアでの新生活、オプラ・ウィンフリーのインタビュー、メーガン妃の流産、フィリップ王配の葬儀に関する英王室との確執などが付け加えられているという。その概要は下記の通り。

メーガン妃は妊娠中のため欠席したフィリップ王配の葬儀にまつわるエピソードも
メーガン妃は妊娠中のため欠席したフィリップ王配の葬儀にまつわるエピソードも写真:SPLASH/アフロ

1.メーガン妃は、「ウィンフリーのインタビューを受けた結果カタルシスを感じた。痛みを共有することで解放された」と言っていた。

2.ウィンフリーのインタビューを受けてエリザベス女王側が発表した声明にあった「記憶が異なる部分があるにしても、深刻に捉え、家族内で対処します」という内容について、「記憶が異なる部分があるにしても」という文章に納得していないが、完全に責任を取らないやり方に驚きはない。

3.昨年7月、メーガン妃が流産したタイミングで夫妻が病院からでてくるところをパパラッチされた件について、「Daily Mail」は当時その事実を知らずに、「エコを訴える夫妻が乗っていた車は、エコとは真逆のキャデラック エスカレードだった」と報じたが、深い悲しみのなかにいる人間をパパラッチしたことに対して激怒している、といったもの。

ほかには、王室離脱で軍人としての名誉称号を返上されたヘンリー王子が、英国で行われたリメンバランス・デイのために用意した赤いヒナゲシのリースを献花されず落胆したといったもの。

ウィンフリーによるインタビュー内容の信頼性を失わせるため、またメーガン妃を貶めるために、ある特定のメンバーがインタビューの5日前に、ケンジントン宮殿で仕えた側近から、メーガン妃によるいじめの内部告発があったことを、意図的にメディアで報じさせた。これによって、メーガン妃は英王室を離脱したことが正しかったと確信したことや、フィリップ王配の葬儀には出席するつもりだったが(最終的には第2子の出産が近いことからドクターストップがかかった)、一部の王室メンバーが、葬儀を見世物にしないためメーガン妃の欠席を望んでいた、といったものまで情報が追加されている。

改訂版ではオプラ・ウィンフリーによる独占インタビューについても触れられている
改訂版ではオプラ・ウィンフリーによる独占インタビューについても触れられている画像はCBS This Morning(@cbsthismorning)公式Instagramのスクリーンショット

また、7月1日の故ダイアナ妃の銅像の除幕式では、ウィリアム王子とヘンリー王子はこのイベントを成功させることに集中しており、ほかの人々への配慮やダイアナ妃の人生に想いをはせていただけだった。フィリップ王配の葬儀で、ヘンリー王子とほかの英王室メンバーとの確執が伝えられたが、葬儀に出席したことで、双方の関係に進展があったことは間違いないといった主張をしており、友人らの証言を通じて、英王室との確執についても印象を和らげたい狙いがあるようだ。

文/JUNKO

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