櫻井翔、嵐のライブ映画公開日を発表「5人がこだわり続けた日」全国公開は「大野智の誕生日です!」

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櫻井翔、嵐のライブ映画公開日を発表「5人がこだわり続けた日」全国公開は「大野智の誕生日です!」

映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』のジャパンプレミアが9月15日に丸の内ピカデリーで開催され、櫻井翔、堤幸彦監督が登壇。嵐の結成記念日となるこの日、櫻井が「我々の結成記念の日に発表させていただきます」と口火を切り、「11月3日は我々のデビュー記念日ですけれど、11月3日にドルビーシネマにて先行公開となります。そして全国の劇場での公開は11月26日。これは奇しくも大野智の誕生日です」と本作の日本公開日を発表。「9月15日にこれをお伝えすること。11月3日に公開することは、我々5人とスタッフがこだわり続けてきた日にち。やっとお伝えできてうれしい」と晴れやかな笑顔を見せた。

【写真を見る】『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』ポスタービジュアルも解禁!
【写真を見る】『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』ポスタービジュアルも解禁![c]2021 J Storm Inc.

嵐20周年を記念して、2018年11月から2019年12月まで1年以上に渡り、計50公演を開催。1ツアーとして日本史上最大の累計237万5千人の動員を記録した「ARASHI Anniversary Tour 5×20」のツアー中、2019年12月23日の1日限りで開催したシューティング・ライブの様子を撮影したライブフィルムとなる本作。嵐が5人だから見られた景色、観客が5人と一緒に見た景色を、125台のカメラで記録している。『ピカ☆ンチ』で嵐初主演映画を監督した堤幸彦をはじめ、これまで嵐に関わり、彼らを知り尽くした映画とライブのスタッフが集結して作り上げられた。

「久々のこういう登壇でソワソワ緊張している」という櫻井は、「初のチャレンジがたくさん詰まった作品をお届けできることにとてもワクワクしています」とにっこり。「およそ2年前」とライブ当日を振り返り、「あの時の皆さんの熱気、我々の思いを真空パックのようの閉じ込めたいなと思っていた。いま真空パックを開いても、時の流れを感じずに楽しんでいただける作品になった」と胸を張っていた。

ジャパンプレミアが開催された
ジャパンプレミアが開催された

ファンでいっぱいになった会場と嵐との一体感を堪能できる本作。コロナ禍のいま、櫻井は「満員のファンで埋め尽くされた会場をご覧いただきたい。客席で感じる一体感もあると思う。それを楽しんで、思い出していただきたい。1日も早くそんな日が来るようにという願いも込めながらご覧いただきたい」としみじみ。「いつもはコンサートをやっている風景を撮ってもらうのが、DVDやブルーレイ作品。今回は撮影のために集まってもらった。嵐、スタッフ、ファンの人、全員で一つの作品をつくろうといってつくったもの。“チーム嵐”の熱気を感じていただきたい。総力戦です」と特別な作品になったことを明かし、「すてきな時間になりましたよね」と堤監督と顔を見合わせていた。

堤監督は、嵐について「日本で一番のアーティスト。しかも自分で考えながら動く、アーティストの最高峰」と表現。「青春真っ只中のころから撮らせてもらっていた。親戚の人たちがすごく立派になったなあという感じ」と嵐の成長、変化に思いを馳せ、「時代のある日、ある時の嵐をめぐる空気みたいなものを、事実的にも精神的にも切り取ることができた作品」と語る。

「僕にとっての夢の詰まった作品」と心を込めた櫻井は、「2年前のあのころの夢、満員の観客で埋め尽くされているという、いまとなってはの夢。たくさんの夢の詰まった作品を観て、ご覧になった方の夢を感じていただければ。松本潤も精魂込めて作ったコンサートです」とコンサートの演出を手がけた松本に再敬礼。「今年一番最初に会ったのが、この作品を観る場所だった。松本と2人だったんですけれど、エンドロールで“Directed by JUN MATUMOTO”と出る。松本はものすごく恥ずかしがっていました。むずがゆいんですかね。メンバーとしては誇らしい気持ちになりました」と目尻を下げていた。

取材・文/成田おり枝

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