『犬神家の一族』4K修復版が世界初披露!31作を一挙上映の「角川映画祭」開催決定|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『犬神家の一族』4K修復版が世界初披露!31作を一挙上映の「角川映画祭」開催決定

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『犬神家の一族』4K修復版が世界初披露!31作を一挙上映の「角川映画祭」開催決定

1970年代から1990年代にかけて、エンタテインメントに徹したパワフルな傑作の数々を世に送りだし日本映画の歴史を変えた「角川映画」。その45周年を記念し、傑作31作品を一挙に上映する「角川映画祭」が開催されることが決定。そのラインナップとポスタービジュアルが解禁され、角川映画の記念すべき第1弾となった『犬神家の一族』(76)の4Kデジタル修復版が世界初披露されることが明らかになった。

上映されるのは現在の日本映画界に多大な影響を与えた監督たちが手掛けた、実写映画25本とアニメーション映画6本の計31作品。市川崑監督の『犬神家の一族』のほか、小松左京の原作を深作欣二監督が空前のスケールで描き、その内容からコロナ禍で再注目を集めることとなった『復活の日』(80)の4K修復版や、今年没後20年を迎えた相米慎二監督の大ヒット作『セーラー服と機関銃』(81)。昨年10年ぶりの新作を発表した角川春樹監督の『汚れた英雄』(82)と『天と地と』(90)。

さらに先日この世を去った澤井信一郎監督の名作『Wの悲劇』(84)や『早春物語』(85)、昨年亡くなった大林宣彦監督の『ねらわれた学園』(81)と『時をかける少女』(83)、2019年に亡くなった佐藤純彌監督の『人間の証明』(77)の4K修復版や、和田誠監督の『麻雀放浪記』(84)も上映。また多くの角川映画に出演し、今年8月19日に亡くなった千葉真一への追悼上映企画として、千葉が主演とアクション監督を務めた『戦国自衛隊』(79)も特別上映される。


「角川映画祭」は11月19日(金)より全国順次開催!
「角川映画祭」は11月19日(金)より全国順次開催![c] KADOKAWA

解禁されたポスタービジュアルは、本企画の目玉作品となる『犬神家の一族』に登場する有名なキャラクター“スケキヨ”の顔が大写しになった、一度見たら忘れられないようなインパクト大のデザインに。現代、そして次代へと語り継ぐべき伝説的作品ばかりがそろった角川映画。是非ともこの機会に、その熱量をスクリーンで体感してほしい。

角川映画45年記念企画「角川映画祭」は11月19日(金)より、テアトル新宿、EJアニメシアター新宿ほか全国順次開催。