コメディアンのクリス・ロックがコロナ感染、ファンにワクチン接種を呼びかけ

Twitterで521万人以上(9月20日現在)のフォロワーを誇るクリス・ロック(56)が、新型コロナウイルスに感染。ファンにワクチン接種を呼び掛けている。

【写真を見る】コロナ感染のクリス・ロック、「こんなものならないほうがいいよ」とTwitterでワクチン接種を呼びかけ写真はChris Rock(@chrisrock)公式Twitterのスクリーンショット

ロックは自身のTwitterで、「みんな、僕はたったいまコロナに感染したことが判明しました。こんなものならないほうがいいよ、ワクチンを接種して」とツイート。

5月にジミー・ファロンがホストを務める「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」で、「セレブ枠を使って、列をすっ飛ばして2回接種した」と冗談交じりに語っていたロックだが、1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンを接種したことを明らかにしていた。また数か月前にも「CBS」のインタビューでワクチン接種の重要性を訴えていた。

5月のトークショーでもワクチン接種ネタを披露していたロックは、すでにワクチン接種を終えていた写真はThe Tonight Show(@fallontonight)公式Instagramのスクリーンショット

文章からは無症状というよりは、なんらかの症状に苦しんでいる様子がうかがえるが、詳細は明らかにしていない。また感染経路は不明だが、先週エイミー・シューマーの公式Instagramに、シューマーとロックを含むマスクなしの4ショット写真が掲載されていたほか、「Sky News」などが、ニューヨークのマンハッタンで、コメディアンの友人デイヴ・シャペルとマスクなしで笑って話しながら歩いていたことなどを伝えている。

ハリウッドセレブのなかでいち早く感染を報告したトム・ハンクス夫妻画像はTom Hanks(@tomhanks)公式Instagramのスクリーンショット

アメリカでは、昨年3月に新型コロナウイルスが感染拡大し始めた際には、トム・ハンクス夫妻をはじめ、サルマ・ハエック、グウィネス・パルトロウなどハリウッドセレブもコロナに感染していたが、ワクチン接種が進み、セレブを含む感染者数が減少していた。しかし、デルタ株の蔓延に伴い再び感染者数が激増。国を挙げてワクチン接種を呼びかけているが、接種率の鈍化が問題視されているなかで、以前から、人種や宗教間による接種率の違いも指摘されていた。

文/JUNKO